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螢惑守心の煌仙子

あらすじ
 【螢惑守心の煌仙子《けいこくしゅしんのスプリガン》】
 十七年前、国に忠誠を誓い、命を懸けて護国のために戦ってきた常勝軍が、一夜にして壊滅した。
 戦場はあまりに悲惨で、何かに食い散らかされた兵士たちの残骸だけが残っていた。
 遺体は身に着けていた軍の支給品に刻まれていた名前で確かめるほかなく、帰りを待っていた家族は絶望に見舞われた。
 花丹《かたん》国を襲ったその悲劇は、ある少年たちの心に深い傷を残した。
 少年の名は翠琅《すいろう》。特異な外見とその力は、ある特殊な出自に関係している。
 それは十七年前の悲劇が起こした偶然と必然だった。
 翠琅は誓う。「家族をこんな目に合わせた奴らを決して許さない。必ず真相を暴き、白日の下にさらすのだ」と。
 その願いに呼応するように、運命は様々な人を彼に引き合わせる。
 見るからに怪しい〈蒐集屋敷銀耀〉で当主を務める悪魔に、美しき九尾の王。
 最初は何も持たず、人脈もなく、ただただ兄弟と誓った使命に向かっていた翠琅だったが、しだいにそれは現実味を帯びていく。
 栄誉はいらない。金銀財宝もいらない。ただ、名誉と誇り、そして真実を取り戻したい。
 これは二人の少年が、失ったものを勝ち取っていく物語。


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 ※noteにも投稿しています。
Nコード
N9097HS
シリーズ
中華風ファンタジー
作者名
智郷めぐる
キーワード
残酷な描写あり オリジナル戦記 時代小説 中華 古代 中世 ファンタジー 男主人公 呪術 仙術 武侠 妖精
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2022年 07月18日 18時00分
最終掲載日
2022年 09月08日 18時16分
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文字数
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