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獣人連隊長、進撃を命ずる。 国に評価されなかった青年軍師は、獣人達と建国を目指す。

あらすじ
バルタニス連邦は戦争を繰り返し、領地を増やしてきた大国だった。
古くは獣人たちと戦ってきたが、科学技術が進んだ後は、獣人たちを平伏させ、従わせた。
屈服させた獣人たちの力を隣国にぶつけ、さらなる大国を目指していた。

少なくなった獣人たちは【獣人連隊】として、人間の指揮官の元で戦わされ、無謀な命令の前にさらに数を減らした。

その連隊の一つ、第三獣人連隊の指揮官【ケルビン】は獣人たちを能動的に指揮し、多くの勝利をもたらした。
だが、軍の上層部は第三獣人連隊の人的被害が少ないことを、卑怯な戦いと評し、決してケルビンとその部下の獣人たちを評価しようとしなかった。
しかし、ケルビンは愚直に任務をこなし、周りの軍人からも嘲笑の目で見られていた。

そんなある日、上層部はケルビンをいつものように叱責するが、彼らは今日が何の日かを忘れていた。

「さて、本日、午後一時を持って、自分の従軍契約期間は終了しました。
 それでは、9千キロ㎡を制圧した自分に相応の見返りを渡していただきたい。

 ……渡せないとおっしゃるなら、我が連隊の全力を持って、奪うしかありませんが?」

否定ばかりで見返りを与えようとしない連邦に、ケルビンは刃を向けた。
 
ケルビンら、第3連隊は今まで自分たちが制圧した9千キロ㎡の土地を要求、そして、此処に獣人国家の建国を宣言した。
Nコード
N9053JW
作者名
rKarter(活動終了)
キーワード
残酷な描写あり 
ジャンル
アクション〔文芸〕
掲載日
2024年 12月21日 17時41分
最終掲載日
2025年 06月01日 10時10分
感想
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