- あらすじ
- その日、レティシア・ヴァルモントの十八年は、王宮の大広間で音を立てて崩れ落ちた。
「可愛げのないお前は不要だ」
王太子アルベルトはそう告げ、聖女と共に彼女との婚約を破棄する。
理由はただ一つ——“冷酷な悪徳令嬢”だから。
だが彼女が諫めていたのは王子の浪費。
批判していたのは砂糖と脂で誤魔化した王宮料理。
願っていたのはただ一つ——国の食卓を、本当に健やかなものにすることだった。
追放された辺境ノルデン領。
そこにあったのは、貧しいが、驚くほど力強い「本物の素材」。
山羊乳、全粒粉、土の香りを宿す根菜。
「素材の声に耳を澄ませる」——それだけで、食卓は変わる。
やがて辺境の小さな店は“奇跡の食卓”と呼ばれ、
その噂は王都へと届く。
そしてある日、列の最後尾に立っていたのは——かつて彼女を追放した第一王子だった。
これは、
悪役令嬢と呼ばれた一人の女性が、
「美味しいごはん」で国を変えていく物語。
甘くて温かくて、少しだけ痛い、再生のグルメ恋愛譚。 - Nコード
- N9035LT
- 作者名
- 桜木ひより
- キーワード
- 女主人公 西洋 ハッピーエンド グルメ
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 02月16日 18時00分
- 感想
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- 文字数
- 3,716文字
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婚約破棄された悪役令嬢ですが、追放先の辺境で「一口で国を落とす」ごはんを作ったら、元婚約者の王子が土下座で並びました
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