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ある英雄譚

短編
あらすじ
 漂う不気味な気配に、お月さまも顔を背けた暗い夜。正義の狩人ウェルダルフは、悪魔の目玉による監視網をかいくぐり、ついに邪悪なる大魔導士の部屋へと足を踏み入れたのでした。
 薄暗い部屋の奥で、魔導士は手にしていた黒曜石の杯をそっと机に置くと、不敵な笑みを浮かべながら、ゆっくりと振り返りました。

「これは驚いた。こんな時間に客人とは」
「……それほど驚いてないように見えるがな」
Nコード
N8902KQ
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
空想科学〔SF〕
掲載日
2025年 06月26日 11時00分
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文字数
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