短編
- あらすじ
- ある国に独裁者がいた。それが私である。
強権で民衆を押さえ込んでいた。暴力、暗殺。リーダーは孤独である。誰も私の苦しみなどわかりはしない。私はいつも悩んで疲れていた。気がついたときには自分が望まない生活をおくっていた。
ある時、弟が一体のロボットを連れてきた。
そのロボットは秘書のように私に付き従った。はじめは雑用係として使っていたが、弟のいう録画機能が気になった。頭のボタンを押して、背中を合わせると、ロボットから見た自分の姿を記憶として得られる。その機能を使う事で、結果として自分が抱えていた問題を平和的に解決することになる。
浪費家の愛人、ほったらかしの家族。
一度その録画機能を使っただけで、自分の意識が変わり、ロボットが本当の姿に戻ろうとする私をサポートしてくれた。潜在意識にだけ描いている、自分が本来のぞんでいる姿に自動で導いてくれる。
自分ナビゲーション「第三の目」、それがそのロボットの商品名だった。
ソレを使い始めて五年もたった頃には、私も国民も幸せになっていた。
★★★
別の作品がBOOKSHORTSさんのLOVE KAMATA AWARD 第2期優秀作品に選ばれたので、記念で新しい作品を書いてみました。自分ではヒューマンドラマのつもり。そちらとは全く別の作品です。こちらは、発表みてからあわてて書いたので後日改稿するかもしれません。 - Nコード
- N8805EV
- 作者名
- 秋之ノリ
- キーワード
- 近未来 人工知能 日常 ほのぼの 男主人公 現代 アンドロイド ハッピーエンド
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2018年 07月01日 11時53分
- 最終更新日
- 2018年 07月01日 12時17分
- 感想
- 1件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 2件
- 総合評価
- 43pt
- 評価ポイント
- 39pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 10,251文字