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マキチャン

短編
あらすじ
3年1組には魔物が潜んでいた。
魔物の名前はマキチャン。
マキチャンはとにかく横暴だった。
マキチャンのパパは地元で有名なヤンチー(よりもうちょこっと怖い集団)のお頭だった。
マキチャンはキックボクシングを習っていた。
マキチャンは自分に逆らったやつの悪口をいったりハブったりしていた。
だから、みんなマキチャンが怖かった。
みんなマキチャンには逆らえなかった。

しかし極一部の人間は例外だった。

極一部だけ、マキチャンに逆らえる奴がいたのだ。

それはクラスの中で魔物と渡り合えるレベルの権力者か、危険を顧みず魔物に自ら飛び込んでいくアホ。

わたしはその後者だった。
Nコード
N8759FL
作者名
美守
キーワード
日常 私小説 MBSラジオ短編賞1
ジャンル
エッセイ〔その他〕
掲載日
2019年 04月28日 15時25分
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文字数
2,108文字
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