- あらすじ
- 神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。
「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。
国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。
そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。
しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。
憎悪の連鎖の結末やいかに。
フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。
ファ ンタジー要素なし。転 生もチ ートもありません。
フリードリヒ二世がアイユーブ朝スルタン達と手紙のやり取りをしていたのは史実ですが、手紙の具体的な内容については作者の創作が入っています。
(現物は残っていないのでしょうかね? もしどこかの博物館などに所蔵されているのなら、是非一目見てみたいものです。もちろんアラビア語は読めませんが……)
「秋の歴史2022」企画参加作品。小説初挑戦です。よろしくお願いいたします。
「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しています。 - Nコード
- N8737HV
- シリーズ
- 歴史小説詰め合わせ
- 作者名
- 平井敦史
- キーワード
- R15 残酷な描写あり ネトコン13 史実 ネトコン12 秋の歴史2022 エルサレム 無血十字軍 神聖ローマ帝国 大王じゃないよ アイユーブ朝 ヤッファ条約 ホラズム 第七回十字軍 バイバルス マンスーラの戦い
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2022年 09月23日 09時10分
- 最終掲載日
- 2022年 10月19日 10時18分
- 感想
- 11件
- レビュー
- 1件
- ブックマーク登録
- 30件
- 総合評価
- 154pt
- 評価ポイント
- 94pt
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- 文字数
- 57,607文字
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フリードリヒ二世の手紙
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