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兄の手紙

短編
あらすじ
戦地にいる兄から届く手紙は、いつも教室で笑われていた。

靴の履き間違い。
鍋に謝った話。
星を数えようとして途中でやめた話。

愉快で、少し間抜けで、
戦争の匂いを感じさせない手紙ばかり。

しかしある日、兄の戦死が知らされる。
妹は「嘘ばっかりだった」と怒り、手紙を封印する。

やがて大人になり、母となった妹は、
偶然その手紙を読み返すことになる。

そこにあったのは、
現実から目を逸らすための嘘ではなく、
生活を壊さないために引かれた“限界線”だった。

恐怖を、そのまま渡さないために。
眠れる夜を守るために。

戦場を感じさせない兄の言葉が、
少しずつ本当の意味を持ち始める――。

静かな嘘が、誰かの生活を支えていく物語。
Nコード
N8719LT
作者名
くろめがね
キーワード
OVL大賞11 ネトコン14 近代 日常
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 02月19日 19時35分
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