ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

虹色の狙撃手と、金色の剣士。

あらすじ
とある小さな村の小さな家に住む青年、
コウ・ヴァニアスは母親と2人、平穏な生活を送っていた。
いつものように仕事をしていると1人の女性、アリア・シュヴァルツ・ユニアと出会う。

その出会いから生活は一変するー。

はたして、コウに待ち受ける運命とはーー。



序章



[祖龍、三頭ノ龍ヲ創造ス]



はるか昔、とある星にはまだ大陸が無く天と水だけだった頃の話。
七色に光り輝く一頭の龍が星を支配していた。とはいうものの、その龍以外の生命は存在しておらず、星と共にその龍が存在した。

その龍はのちに、始祖龍(しそりゅう)と呼ばれ人々に崇められる。

始祖龍は、己が力で三頭の龍を創造した。
と同時に天と水の境界に大地を創(つく)る。
そしてその三頭の龍をそれぞれ、

「天祖龍(てんそりゅう)」「地祖龍(ちそりゅう)」「水祖龍(すいそりゅう)」 

と名付け、天祖龍には天を与え、地祖龍には大地を与え、水祖龍には水を与えた。
始祖龍はこの時、三頭には仲良く過ごす事を言いつけ、己は星の最深部で眠ることにした。

しかし、三頭は言いつけを破りそれぞれを奪い合うために争いを始めた。

のちの、天変地異(てんぺんちい)である。

異変に気が付いた始祖龍はすぐさま眠りから覚めると、三頭の龍をそれぞれの場所に封印した。

天祖龍は天の遙(はる)か彼方(かなた)へと、
地祖龍は大地の獄(ごく)へと、
水祖龍は水の深淵(しんえん)へと。

始祖龍はまた、星と共にあった。

始祖龍は孤独で、1滴の涙を流す。

その1滴が星に歪(ひずみ)みを生んだ。

そのことを始祖龍は知らずに、星の最深部へと潜る。


歪みから生命が誕生したとも知らずに。


Nコード
N8690FW
作者名
ARuTA
キーワード
R15 残酷な描写あり オリジナル戦記
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2019年 11月29日 11時33分
最新掲載日
2019年 11月29日 11時52分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
1件
総合評価
8pt
評価ポイント
6pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
12,305文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1189FX| 作品情報| 連載(全6エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
誰しもが皆、幼い頃に一度は憧れなりたいと望みそして、歳月を重ね諦めただろう。 そう「ヒーロー」に。 俺にも憧れていた時期がありました、今思うと昔の自分に喝を入れてやりたいです。 憧れるもんじゃない、ヒーローに。 夜の//
N7404FW| 作品情報| 連載(全16エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
面倒な事にはしたくない。 でも何をやるにも面倒くさいという気持ちが先立つ。なにをすれば面倒な事にならないか、どう行動すれば面倒につながらないか、それを取捨選択し、行動した先に待つものとはーー。 自らの選択で自らを苦しめ//
N8690FW| 作品情報| 連載(全5エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
とある小さな村の小さな家に住む青年、 コウ・ヴァニアスは母親と2人、平穏な生活を送っていた。 いつものように仕事をしていると1人の女性、アリア・シュヴァルツ・ユニアと出会う。 その出会いから生活は一変するー。 はたし//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ