- あらすじ
- 平民のジェイラは、七歳の時に辺境伯邸で働く父に連れられ、同い年で辺境伯一人娘のルシールお嬢様と出会う。
父や周囲の大人達は常にルシールが正しいという考えで、ジェイラは理不尽に怒られてばかりだった。
それでも耐えてきたジェイラだったが、九歳の時に父との激しい口論をきっかけに、泣きながら邸から逃げ出そうとする。しかしそれは失敗に終わり、自分を信じてくれない大人達を前に、ジェイラはルシールの専属侍女として彼女に従い続けることを決める。
二人が十五歳になると、二人の若手騎士が辺境伯騎士団に入団する。その一人、エリゼオとの出会いは、ジェイラに温かな気持ちをもたらしてくれたが……
ルシールがエリゼオに一目惚れしたことによって、ジェイラは自信の想いをすべてなかったことにする。
エリゼオを望むルシール。ジェイラは辺境伯からの命に従いながらも、ルシールを支持する周囲の言動をただ見ているだけだった。
しかしエリゼオの優しさに触れる中で、ジェイラは徐々にルシールの幸せを願えなくなっていく。
そんなある日のこと、ジェイラはルシールから「エリゼオに恋をしなさい」と命じられる。
この言葉が、ジェイラとルシール、そしてエリゼオとの関係を大きく変えていくこととなる──
自分自身を諦めていた女の子が、新しい出会いによって今と過去に向き合い、恐怖に立ち向かってでも幸せを掴み取ろうとするお話。
※全五十話
※一部、暴力・残酷描写あり
※この物語は作者独自の世界設定であり、フィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。 - Nコード
- N8679IS
- 作者名
- きらももぞ
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 女主人公 日常 ハッピーエンド 身分差 貴族と平民 お嬢様と使用人 婚約者問題
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2024年 03月20日 20時00分
- 最終掲載日
- 2024年 05月08日 20時00分
- 感想
- 2件
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- 総合評価
- 1,144pt
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- 826pt
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- 文字数
- 257,908文字
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【完結】お嬢様が、おっしゃったんですからね
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