ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

無の魔術師

あらすじ
僕は「魔法」が使えない。

「魔法」が全てを決めるこの世界において僕は弱者だ。手から炎も出せず物を浮かすこともできない。喉が裂けるまで呪文を唱えようが体が動かなくなるまで己を鍛え上げようが、何の成果も得られなかった。

せめて箔を付けようと世界最大の「魔法」学校である『キャメロット大学』に入学した。

だが僕の弱さは変わらない。生徒も教師もみんな帰った学校で、一人だけずっと呪文を唱え続けていた。己の肉体を練り上げていた。……たった一人で泣き続けていた僕に、師は言った。

「別に『魔法』だけの世界じゃないさ。君には才能がある。あるかどうかも分からない星に手を伸ばし続ける事ができる。君は自分の立つ足元しか見ていない。君が見るべきは、君が目指すべき星が浮かぶ空なんだ。――教えてあげよう、クソッタレの世界を壊す科学ってやつを」

努力しても努力しても変えられない自分がいるという事を知った17歳。
この世界じゃ僕は輝けない、輝くことを許されない、照らしてくれる光が無い。

だから僕は作るぞ。
僕だけの、僕にしか使えない「魔法」を!

――これは、錬金術を大成させ現代社会の礎を築いた……何もできない「魔法使い」のお話―― 


■この物語には小説家になろうサイト内の物書き様、つまり本作品の作者のご友人が複数キャラクターとして出演しています、ご了承ください。
★第一期完結! 2022/7月29日(金) 

感想や星五評価お待ちしています!
Nコード
N8657HI
作者名
キリン
キーワード
シリアス 男主人公 西洋 学園 群像劇 魔法 冒険 日常 青春 スクールラブ 異能力バトル 成り上がり ざまぁ 無能
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2021年 12月04日 21時00分
最終掲載日
2022年 10月16日 15時50分
感想
27件
レビュー
5件
ブックマーク登録
209件
総合評価
936pt
評価ポイント
518pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
213,226文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0151KI| 作品情報| 連載(全7エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
 鋼鉄の身体を持つ謎の人食い生命体”鉄鬼”との戦いに終止符が打たれてから数十年が経過した。  風化していく争いの中、人々は少しずつ過去の惨劇を忘れながら未来へと前を向き始めていた。  そんなある日、村の外れに住むリア//
N2330KC| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
昼食を一緒に食べないか、と。数年ぶりに高校の時の友人に誘われた。 これが、俺の最後の晩餐だ。そう思いながら俺は、彼女と向い合せの席に座り、注文したピザの到着をゆったりと待っていたのだが……?
N1400JN| 作品情報| 短編| コメディー〔文芸〕
もしも千切られたのが耳じゃなくてチ◯ポだったら……? 地位、尊厳、性別と男の誇り この世の全てを快楽と引き換えに投げ捨てたM男、チン無し芳一 これは、彼が”彼女”になるまでの物語
N7871JM| 作品情報| 連載(全1エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
夜警をしていた騎士エトランは、唐突に戦友であるピティエに呼び出され、そして裏切られる。川に突き落とされもがき苦しむ自分を笑うピティエを、エトランは必ず殺すと誓った。 だが、その復讐心は大きく揺らぐことになる。 なんと//
N0432IP| 作品情報| 連載(全42エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
『フェンの森』に住む少年、エルマの日常は唐突に食い荒らされた。 人喰いの魔物と、それを操る白装束の男によって。 「これはあなた方にとっても、とても誇らしく喜ばしいことなのです。さぁ……死して我が使い魔の血肉と成り給え!//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ