- あらすじ
- 名を持たぬ少年が、名を奪われた世界で剣を振るう。
――これは“誰のものでもない魂”の物語。
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄
雪の降る朝、名もなき少年は“剣”だけを抱いて門の前に立っていた。
過去はない。名もない。感情すら、どこか欠け落ちている。
ただ、彼の呼吸の奥には――“斬ることを知っている者”だけが持つ静かな深淵があった。
やがて道場に迎えられたその少年・沖田静は、流派にも型にも属さぬ奇妙な剣を振るう。
動けば風のように消え、構えれば影のように立ち、誰よりも強いのに、誰よりも祈るようだった。
「あなたの剣は、何のためにあるのか」
そう問われても、静は答えられない。
その掌には、誰かを斬った重さも、誰かを守った温度も、思い出として残されていないのだから。
だが、噂は山を越えて広がり、やがて“白い少年剣士”は軍の目に留まる。
名なき者は、国家が最も欲する“影の剣”となる。
反抗も拒絶もできぬまま、彼の歩みは戦場へ向けて、静かに、確実に進んでいく。
名を持たない少年が、名を持たぬまま戦う理由とは何なのか。
その剣に宿るのは、祈りか、後悔か、それとも――未来か。
「名を呼ばれぬまま生きる者」の魂を描く、静謐で残酷な剣士叙事詩。
雪のように淡く、血のように深く、あなたの胸に残る物語。 - Nコード
- N8565LL
- 作者名
- 妙原奇天
- キーワード
- 123大賞7 なろう感想企画 無名の剣士 静謐ダーク 主人公最強系 心理描写 戦記ファンタジー 無自覚の天才 少年成長物 運命に抗う 戦記
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2025年 12月07日 20時00分
- 最新掲載日
- 2025年 12月30日 20時00分
- 感想
- 1件
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- 文字数
- 64,046文字
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名もなき剣に、雪が降る
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