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小さなお客様

短編
あらすじ
 はじめに言っておく。これは恐い話じゃない。
 都内のレストランで料理人をしていた俺は、ある日アパートに帰ってくると、隣の部屋の前で見知らぬ男の子と出会った。腹が減っていたようなので、陽一という名のその子に料理を作ってやったんだが、これが自分でも驚くほど美味い出来だった。俺は次の日、シェフにその料理を店の新メニューにしたらどうかと提案した。すると、あっさりOKされただけでなく、知り合いの経営するフランスのレストランで働いてみないか、とさえ言われた。これも陽一に出会えたおかげだと喜んだ俺だが、同時に悩みもした。フランスに行くと、あいつを日本に置いていかなきゃならなくなる。それはあんまりにも可哀想だ。日本に留まろうか悩みながらアパートに戻ると、陽一の姿が消えていた。そこで俺は初めて陽一の正体を知った。
 もう一度言っておく。これは恐い話なんかじゃない。恐い話で肝を冷やしたあなたに送る、心温まるホラーストーリーだ。だからどうかお願いだ。恐がらないで……
Nコード
N8524M
作者名
問道 火偉
キーワード
夏のホラー2010 料理人 男の子 感動 心温まるホラー ハッピーエンド
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2010年 07月29日 02時24分
最終更新日
2010年 07月29日 02時39分
感想
4件
レビュー
1件
ブックマーク登録
10件
総合評価
116pt
評価ポイント
96pt
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開示中
文字数
7,987文字
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