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<短編>色を失った世界で

短編
あらすじ
この世界から色が消えたのは、いつのことだっただろう。人の肌も、青々とした緑が宿る木も、色とりどりの花も、赤黄色の地も、透き通った川も、群青の海も。そして、露草色が広がっているはずの空だって。世界の全てが色を失って、単色になった。今、ここにあるのは一面のモノクロームのみ。

 それでも、私は覚えている。薫ばあちゃんと見上げた露草色の空を。雨空のあとの虹の綺麗さを。空に広がる色彩の深みを。
Nコード
N8518KF
作者名
文月フミ
キーワード
ショートショート 短編
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2025年 03月20日 10時58分
最終更新日
2025年 03月20日 10時58分
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