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大晦日の冷たくて暖かな掌の温もり

短編
あらすじ
僕は大晦日に、家を出てコンビニへと向かったけれど、そこで思わぬ人物と再会する。それは、東京で会社生活を送っている五歳上の兄貴だった。彼は「久しぶりじゃねえか!」と破顔し、そして僕達はそれぞれの手に肉まんを持って散歩道を歩く。そうした中、兄貴が沈んだ表情で今の現状を語り出したのだった。――冷たい夜に感じる、暖かな掌の温もり。その矛盾こそが、現実の痛みであり、暖かさでもあった。
Nコード
N8507DR
作者名
彼方
キーワード
青春 大晦日 再会 兄 兄弟 コンビニ 文学 短編 ショートショート 高校生 受験 妹 冬 ほのぼの 会社
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2016年 12月19日 12時58分
最終更新日
2016年 12月19日 13時04分
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文字数
2,808文字
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