- あらすじ
- 神無き大陸の東端にとある小国があった。
小国の更に東には人類未踏の樹海が広がり、人類の脅威となる魔獣が無数に生息している。
魔獣から小国を守っているのは樹海と隣接している男爵家だ。
男爵家は先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉で、小国の国防を一手に担っていた。
事件は男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりした時に起こる。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのロボットとパイロットたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの樹海探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます - Nコード
- N8475IG
- 作者名
- 忌野希和
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 異世界転生 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 男主人公 ロボット ハーレム 集英社小説大賞6 精霊 SF 魔獣 美少女パイロット ネトコン13感想
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2024年 11月06日 11時30分
- 最新掲載日
- 2025年 10月03日 07時10分
- 感想
- 29件
- レビュー
- 1件
- ブックマーク登録
- 256件
- 総合評価
- 1,116pt
- 評価ポイント
- 604pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 430,443文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊仕い ~それは精霊ですか? いいえロボットです~
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N8475IG|
作品情報|
連載(全188エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
神無き大陸の東端にとある小国があった。
小国の更に東には人類未踏の樹海が広がり、人類の脅威となる魔獣が無数に生息している。
魔獣から小国を守っているのは樹海と隣接している男爵家だ。
男爵家は先祖代々、一子相伝で受け継がれ//
N3747LD|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
街道で盗賊に襲われ殺されそうになった「私」は、偶然通りがかった「彼」に助けられる。
私は恩返しがしたい一心で彼を待ち続け、ついに再会を果たした。
……のだが、どうやら私は既に死んで幽霊になっているらしい。
しかも記憶が曖//
N4807GW|
作品情報|
完結済(全400エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
益子藤治(三十歳フリーター独身)は、北海道胡蘭市ご当地ゆるキャラ〈コラン君〉の着ぐるみの中の人である。
藤治は〈コラン君〉の姿で路上営業中、急に現れた野良猫を踏んづけてつまずく。
そして勢い余って道路に飛び出した所//
N2689KT|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
転生者アラネアはとある国のはずれの森に住む〈機織りの魔女〉である。前世からの趣味であるコスプレ衣装を作りつつ、「ここは俺に任せて先に行け」と死亡フラグを立てるような人を見つけてはこっそり助けていた。ある日、住んでいる森に//
N2391KS|
作品情報|
短編|
ホラー〔文芸〕
雨の日には招かれざる客がやってくるようです……。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。