- あらすじ
- 君に聞こう、欲を持つことはいいことなのだろうか?
君に聞こう、ヒトを言葉で縛っていいことなのだろうか?
君に聞こう、無数の罰を背負うことはいいことなのだろうか?
確かに、いいことなのかもしれない。
自分の意思を証明している一つでもあるのだから。
けれど、欲に溺れてしまったらそこに何があるのか、怖くはないか?
縛られて動けなくなるのも、罰を背負った背中が醜いことが怖くはないのか?
私は知っている、あの扉を、彼らの秘密の物語を。
けれど、我らは同じ道を歩けない。
人ではないから。
愛している、嫉妬している、嫌っている。様々な心が揺れる。
私は、欲深い。
私は、恐れている。
私は、愛している。
我らは鬼神。
長い時間を見渡して、愚かで愛しい人を理性なき心で喰らい尽くす梅の木。
永遠という名の歴史を駆け抜け、人生という名の歴史を食らう歌。
兆の年月日を超え、兆を超える敵を切り裂く刃。
鬼の中でも高貴なる血と力を持つ鬼神族
そなたの魂を食らうことが許されるのならば我らの魂もまた、そなたたちのものと化すだろう。
そう、人の子のものに。 - Nコード
- N8269ER
- 作者名
- 鬱っぽいダラダラ星人
- キーワード
- 残酷な描写あり 伝奇 怪獣 鬼 恋愛 ファンタジー 人外 残酷シーン 妖怪
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2018年 04月14日 22時30分
- 最新掲載日
- 2019年 05月03日 23時13分
- 感想
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- 開示中
- 文字数
- 82,565文字
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《鬼神族》
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N5102FP|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
椿の花を添えた二人の子供の霊。
性別もわからぬ死んでしまった胎児がなるのは、子魂。
純粋な心を持つからこそ、幸せをもたらしてくるし、同時に邪悪な権化にもなってしまう。
歓迎されたもの、拒否されたもの。
頭の効かない体は効//
N8269ER|
作品情報|
連載(全25エピソード)
|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
君に聞こう、欲を持つことはいいことなのだろうか?
君に聞こう、ヒトを言葉で縛っていいことなのだろうか?
君に聞こう、無数の罰を背負うことはいいことなのだろうか?
確かに、いいことなのかもしれない。
自分の意思を証明して//
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