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《鬼神族》

あらすじ
君に聞こう、欲を持つことはいいことなのだろうか?
君に聞こう、ヒトを言葉で縛っていいことなのだろうか?
君に聞こう、無数の罰を背負うことはいいことなのだろうか?

確かに、いいことなのかもしれない。
自分の意思を証明している一つでもあるのだから。
けれど、欲に溺れてしまったらそこに何があるのか、怖くはないか?
縛られて動けなくなるのも、罰を背負った背中が醜いことが怖くはないのか?

私は知っている、あの扉を、彼らの秘密の物語を。
けれど、我らは同じ道を歩けない。
人ではないから。

愛している、嫉妬している、嫌っている。様々な心が揺れる。

私は、欲深い。
私は、恐れている。
私は、愛している。

我らは鬼神。

長い時間を見渡して、愚かで愛しい人を理性なき心で喰らい尽くす梅の木。
永遠という名の歴史を駆け抜け、人生という名の歴史を食らう歌。
兆の年月日を超え、兆を超える敵を切り裂く刃。
鬼の中でも高貴なる血と力を持つ鬼神族


そなたの魂を食らうことが許されるのならば我らの魂もまた、そなたたちのものと化すだろう。

そう、人の子のものに。
Nコード
N8269ER
作者名
鬱っぽいダラダラ星人
キーワード
残酷な描写あり 伝奇 怪獣 鬼 恋愛 ファンタジー 人外 残酷シーン 妖怪
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2018年 04月14日 22時30分
最新掲載日
2019年 05月03日 23時13分
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