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京洛御伽草子（きょうらくおとぎそうし）　甲斐の国には飛首なるあやかしが住まふと云ふ

あらすじ: 建暦のころ、京では奇妙な殺害事件が多発していた。誰も入り込めない寝所で、首を噛み切られて、朝、骸になって発見されるのだ。いかなるあやかし、オニの仕業かと京雀は慄きつつも囀っていた。そんなある日、京の少し外、六波羅にて少年がひとり人待ち顔で座っていた。その袖には首が一つ、ぶら下がっている。通りかかった町びとに、これは自分が退治してきた「飛首」の首だと磊落に言ってのけた。（『平家物語後奇譚』の世界軸ですが、単独で読めます。）
Nコード: N8234JE
シリーズ: 京洛御伽草子
作者名: 安東真夏
キーワード: 夏のホラー2024 男主人公和風中世職業もの鎌倉時代異能力あやかし
ジャンル: ホラー〔文芸〕
掲載日: 2024年 07月04日 07時32分
最終掲載日: 2024年 07月04日 20時50分
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文字数: 12,409文字

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