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三ヶ月軟禁放置してきた私に、夫が突然「呪いが解けた、愛している」とか言ってきたんですけど?

あらすじ
 約三ヶ月前、ブランケ伯爵家からバウムガルテン公爵家へと嫁いだリリア。伯爵令嬢から公爵夫人へ。幸せな新婚生活を送って──は、いなかった。リリアは、その理由も教えられず、外との接触を断たれ、王都のバウムガルテン邸の敷地内しか出歩くことを許されていない。その上、夫は自分を愛していないらしい。とリリアは思う。初夜、「君には触れない」と言ってきた、アルトゥール・バウムガルテン。リリアより四つ上、弱冠二十歳の現バウムガルテン公爵は、そう言った。リリアはそれから、数えるほどしか夫と顔を合わせていない。自分はなぜここにいるのだろう。そう思って過ごす日々──が、一変する。

「愛している、リリア」

 真っ昼間だというのに突然夫が帰ってきて、意味の分からないことを言い出した。曰く、自分は呪われていて、その呪いは愛する者に触れる、または自分が愛情を向けていると知られると、愛するものが死んでしまうというものだ、と。そしてその呪いが解けたのだと。
 今まですまなかった、そう言われて、そうだったのですねと言えるような心境を、リリアは持ち合わせていなかった。

「ならば、本当に私を愛してくださっているのなら、これからの三ヶ月で、私を愛していることを証明してくださいませ」

 そして、アルトゥールからリリアへの、『愛の証明』が始まった。

Nコード
N8111IG
作者名
山法師
キーワード
R15 ドリコム大賞3 アイリスIF5大賞 123大賞5 ESN大賞7 西洋 近世 ハッピーエンド 恋愛 呪い 愛の証明 R15は保険 集英社小説大賞4 アニーク大賞
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 06月15日 17時43分
最新掲載日
2023年 07月31日 12時00分
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