- あらすじ
- とある老賢者は、前田“権大納言”利家の後継たる二人について以下のように評したとされる。
『肥前守(利長)様は父君が後半生で得た分別を、能登守(利政)様は前半生の気性を、それぞれ引き継いだ』
思慮深い性格の利長は父の死去に伴い、前田家八十三万石の領国と大老の地位を継承する。信長・秀吉という二人の天下人に愛された事で父は過分の厚遇を手にした事を重々承知している利長は、天下獲りを目論む家康の揺さぶりや利長直属の家臣団と利家麾下の家臣団の間にある摩擦などに翻弄されながら、先行き不透明な時代に立ち向かうのである――。
◇第16回小説野性時代新人賞へ応募・落選した作品を加筆修正を行った作品になります(『或る分別者の呻吟』より改題)。◇
※『アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/907568925/131953569)』でも同時掲載中です。
- Nコード
- N7961KV
- 作者名
- 佐倉伸哉
- キーワード
- 戦国 史実 歴史小説 前田利長 前田利家 浅井畷の戦い
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 08月01日 07時00分
- 最終掲載日
- 2025年 08月10日 20時00分
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或る分別者の呻吟 ~関ヶ原逸聞伝・参~
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『肥前守(利長)様は父君が後半生で得た分別を、能登守(利政)様は前半生の気性を、それぞれ引き継いだ』
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