ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

忘却の女神と三千年の約束

あらすじ
三途の川の畔(ほとり)には、紅き花を愛し、毒を吐く美しい女神がいた。

冥界の門番、孟紅薬(もう・こうやく)。 彼女の仕事は、死者の魂から「未練」という名の毒を取り除き、記憶を消すスープを飲ませること。三千年の間、彼女は冷徹な言葉で亡者たちを突き放し、淡々と輪廻の輪へ送り出してきた。

しかし、ある日。冥界を揺るがす地鳴りとともに、一人の男が現れる。 名は朔夜(さくや)。 背中に無数の矢を背負い、血に染まった鎧を纏うその戦神は、三万の戦魂を率いて冥府の法を拒絶した。

「俺は、飲まない。地獄に堕ちようとも、この想いだけは捨てぬ」

彼の瞳に宿る、灼けつくような孤独と執念。 それは、紅薬が三千年前、神格と引き換えに封印したはずの「ある約束」の欠片だった。

天界の裁決、神々の叛逆、そして二度目の死。 愛する男の魂を守るため、紅薬は自らのスープを飲み干し、神の座を捨てて人間界へと身を投じる。

二十年後。桜の舞い散る帝都。 記憶を失い、一人の青年として生きる朔夜の前に、美しき宿の女主人となった紅薬が再び現れる。 「——ねえ、少年。その赤い痣(あざ)、私に触らせてくれない?」

これは、神を殺してでも愛を貫こうとした男と、 世界を欺いてでも愛を守ろうとした女の、 数千年にわたる**「忘却と再会」**の叙事詩。
Nコード
N7930LP
作者名
白石
キーワード
異世界転生 異世界転移 
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 01月09日 15時55分
最新掲載日
2026年 01月09日 16時17分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
18,851文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N0948LU| 作品情報| 連載(全10エピソード) | パニック〔SF〕
空が割れ、世界は灰色の沈黙に飲み込まれた。 天を裂く巨大な亀裂から溢れ出した霧は、異形の怪物「骸獣(がいじゅう)」を呼び寄せ、文明の灯火を無慈悲に消し去っていった。 かつて人類の英雄として、叛乱軍と運命を共にした男、//
N7930LP| 作品情報| 連載(全5エピソード) | 異世界〔恋愛〕
三途の川の畔(ほとり)には、紅き花を愛し、毒を吐く美しい女神がいた。 冥界の門番、孟紅薬(もう・こうやく)。 彼女の仕事は、死者の魂から「未練」という名の毒を取り除き、記憶を消すスープを飲ませること。三千年の間、彼女は//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ