- あらすじ
- 宮崎泉は誰もが認める美少女である。彼女は容姿だけではなく天使のような心も持ち合わせている正に女神と呼ぶにふさわしい存在だ。ただし、勉強は人並み以上に苦手としていた。
奥谷信寛は演劇部に所属する容姿端麗で運動も得意で後輩からも慕われている。くしくも、宮崎泉と同じように勉強は苦手のようだ。
山口愛莉は常に一人で行動をしているような生徒である。本人は全く気にしていないのだが、昔からいじめ被害に遭っている。ただ、本人は割と強い精神の持ち主なのでいじめに屈することは無かった。そして、この高校で誰よりも頭が良い生徒であった。
宮崎泉と奥谷信寛と山口愛莉は幼稚園の頃からずっと同じ学校に通っているのだが、高校三年生になるまでお互いに深く関わることも無かったのだ。
宮崎泉は奥谷信寛の事が好きだったのだが、奥谷信寛は宮崎泉の気持ちには気付いておらず、気付いていたとしてもその気持ちに答えることは無い。
周りの生徒や後輩たちは宮崎泉と奥谷信寛の美男美女が付き合えばいいのにと思ってはいるのだが、その思いは奥谷信寛にとっては余計なお世話でしかない。
その時、中高生の間で流行しだした「恋愛アプリ」を使うことによって自分の気持ちに素直になる三人。好きな相手の名前と生年月日と血液型を登録することによって相手と相互関係になることで両想いと認定されるのだ。両想いの相手とアプリを通してやり取りをすることによって貯まったポイントは普段の買い物でも使うことが出来、何かとお金のない中高生にとっては無くてはならないものであった。何より、その性質上、素性のわからない相手とは両想いにならないという点は安心感を与えたのである。
三人の素直な気持ちが「恋愛アプリ」によって思わぬ方向へと進んでいくのだが、その結末は必ずしも幸せであるとは言い切れないのかもしれない。
この話は「ノベルアッププラス」「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しております。 - Nコード
- N7672HC
- シリーズ
- 恋愛物
- 作者名
- 釧路太郎
- キーワード
- ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 GOマンガ原作者大賞 日常 青春 スクールラブ OVL大賞9 アイリスIF3大賞
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2021年 07月29日 14時14分
- 最終掲載日
- 2021年 09月13日 20時02分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 17件
- 総合評価
- 54pt
- 評価ポイント
- 20pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 209,659文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛アプリを使ってみたら幼馴染と両想いになれました
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N3296KH|
作品情報|
連載(全27エピソード)
|
ローファンタジー〔ファンタジー〕
誰にでも人生でやり直したいことの一つや二つあるよね?
もしも、あの時の選択をやり直すことが出来るとしたら
どんな代償でも支払う覚悟はありますか?
お金ではないモノで払ってくれればいいですからね
N2227KB|
作品情報|
連載(全48エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
生まれて初めてできた彼女に振られた理由は好きな人が出来たから。
失意のどん底に落ちた俺は何故か元彼女とその恋人と一緒に世界を救う旅に出るのであった。
世界で唯一と言っていい特別な能力を手に入れた俺と肉食系女子たちの冒険//
N9135JT|
作品情報|
連載(全77エピソード)
|
コメディー〔文芸〕
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話(全50エピソード)の続きです。
ここから読んでいただいても大丈夫だと思います。
N0411JP|
作品情報|
完結済(全50エピソード)
|
コメディー〔文芸〕
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史//
N3695JK|
作品情報|
完結済(全45エピソード)
|
コメディー〔文芸〕
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。