短編
- あらすじ
- 新婚の北条健太郎はIT系ベンチャー企業の東京支店システム営業部で働いていた。
春になり新入社員として入社した姫川美紀は北条健太郎の部下として配属された。
北条は美紀にマンツーマンで仕事を教え営業同行をしていたが美紀は素直で従順だった。
しかし、次第に美紀の北条に対しての激しい独占欲が表れ始めてきた。
北条は覚えていなかったが、美紀は大学時代に教育実習に行った中学校の生徒で、北条が教育実習の時にコーチとして教えた水泳部の部員だった。北条は美紀の初恋の相手だったのだ。
美紀の北条に対しての独占欲はますます激しくなり北条の新婚のアパートにまで押しかけるようになっていた。北条が美紀の思いを拒んだり無視をするとセクハラや痴漢にでっち上げたりで、遂に北条も堪忍袋の緒が切れて自分の前から消えるようにと美紀を叱責してしまった。
その日の夜、美紀は同棲をしていた就活中の彼氏に当たり散らすと逆に暴力を振るわれた。負傷した美紀は実家の静岡に帰り、しばらくして会社も退職した。
その後、北条は何度も電話やLINEで美紀に連絡をしたが返答が無かった。一緒に居た時は時に鬱陶しい存在だったが、居なくなってみると寂しさが日に日に募るばかりだった。
美紀が姿を消してから半年ほどが経っていた
雪が降りしきる寒い夜だった。
北条は会社からの帰りに最寄り駅で降りるとそこには美紀が待っていた。
お互いに強く惹かれ合っていた二人は離れられない運命となっていた。
- Nコード
- N7632KT
- 作者名
- 寺島 哲也
- キーワード
- ネトコン13
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 07月18日 05時05分
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- 文字数
- 11,311文字