- あらすじ
- 藤原摂関政治のピークであったはずの藤原頼通政権は終わりを迎えた。それも、後継者の選定に失敗した末での老衰による終わりであった。藤原頼通は死を迎えたわけではなく引退しただけであるが過去の人となってしまった。
藤原頼通の引退後、日本の国政を執る人はいなかった。後三条天皇は天皇親政を図り大胆な政策を遂行するが、それがこの国を好転させることはなかった。藤原摂関家を継承した藤原師実は父ほどの能力を有さず、藤原師実の子の藤原師通は自己を過大評価して国政をむしろ悪化させていく。
前九年の役を終えた東北地方では平和ではなく戦乱となり、その戦乱は後三年の役と発展してしまう。全ての混乱が収束した後、ただ一人残ることとなったのは後三条天皇の子の白河法皇であった。
本作品は2017年5月より2018年4月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十三集 次に来るもの」を再編した作品です。 - Nコード
- N7381HW
- シリーズ
- 平安時代叢書
- 作者名
- 德薙零己
- キーワード
- 史実 平安時代叢書 平安時代 藤原頼通 後三条天皇 白河天皇 ネトコン11感想 ネトコン11
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2022年 10月14日 06時35分
- 最終掲載日
- 2022年 10月14日 07時32分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 14pt
- 評価ポイント
- 14pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 269,404文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平安時代叢書 第十三集 次に来るもの
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N1030IP|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
歴史〔文芸〕
源平合戦の勝者となった源頼朝の前に、戦乱終結後の混迷が待ち受ける。源頼朝の代理人として京都に向かったはずの源義経は源頼朝の元から離れ、ついには離反して奥州平泉へと向かう。奥州平泉は100年間に亘って奥州藤原氏が映画を築き//
N7990HW|
作品情報|
完結済(全14エピソード)
|
歴史〔文芸〕
治承三年の政変で日本国の天下を握った平家は、福原遷都を強行するなど高圧的な政治を展開して日本中の不満を集め、その不満は以仁王のもとに集っての反乱へと発展した。以仁王の反乱は平家によって鎮圧されたが、反乱の余波は日本全国に//
N7683HW|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
歴史〔文芸〕
保元の乱が後白河天皇側の勝利に終わった後、後白河天皇は譲位して上皇となって院政をはじめる。後白河院政の主軸を担ったのは僧侶の信西であった。信西の推し進める政策は日本国を復興させていったものの不満を抱く貴族も多く、不満分子//
N7640HW|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
歴史〔文芸〕
白河法皇の死後、時代は鳥羽院が院政を敷く時代へと移り変わる。白河法皇の時代と変わらぬ寺社勢力との諍い、復活を目指す藤原摂関家とのせめぎ合いが続くと思われたが、ここで新たな勢力である伊勢平氏がその武力と経済力を前面に掲げて//
N7570HW|
作品情報|
完結済(全7エピソード)
|
歴史〔文芸〕
藤原師実の死によって朝廷内に君臨していた藤原氏の勢力は衰退し、相対的に白河法皇の地位が向上して院政が始まった。国家の全ての権力を手にした白河法皇は、鴨川の水害、サイコロの目、そして比叡山延暦寺の僧兵以外は全て自らの意に従//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。