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不死の厄災、家の守護霊に転職す

あらすじ
不死の厄災、“呪月の魂狩り”。
それは、世界各地に出没するほどの大規模な範囲を徘徊する、夜の遭遇型魔物における最凶の死霊。
名を響かせる冒険者ですら倒す事が出来ず、世に君臨する事、百年余り。

――転生したい……種族を変えたい……。

今日も今日とて冒険者から泣かれ、叫ばれ、戦いに挑まれ、心の底から絶望していた。
この魔物、見た目こそ恐ろしかったが、中身はわりと平和なジジイであった。

ある夜、不死の厄災は人里離れた森の奥深くへと向かう馬車を見つけ、好奇心で着いていったところ――呪い蠢く廃洋館へと辿り着く。

「いや、我輩から見ても、凄いな?!」

こんな洋館で、暮らせる人間などいるはずがない。しかしそこには、たった一人の住人がいた。屈強な戦士でも、俗世嫌いの魔術師でもない。やせ細った、幼く儚い少女だった
こんな場所で少女一人だと? 誰かが、守ってやるべきではないか?

「――今こそ我輩、転職の好機を得たり!」

かくして不死の厄災は、(勝手に)洋館の優しい守護霊へ転職を果たした。

家事妖精に憧れる不死の厄災が、幸薄い少女のため奮闘する、ほのぼのゴーストファンタジー。

◆◇◆

同作者による【灰色のハーピー】と同じ世界観を用いる予定ですが、単品からお楽しみいただけます。
Nコード
N7371GJ
シリーズ
【人外】 不死
作者名
白銀トオル
キーワード
異種間交流 異種族 モンスター 魔物 人外 人外主人公 男主人公 人化はしない ほのぼの not転生・転移
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2020年 08月01日 00時00分
最新掲載日
2020年 08月05日 00時00分
感想
8件
感想受付停止中
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1件
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2,896pt
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