- あらすじ
- 王の回復から七日。
黄金国には平穏が戻ったが、大輔の心は空虚なままだった。
そんなある日、風に混じって彼は忘れられない香りを感じる。
緑の社を訪れると、水面に現れたのは――煙の境に囚われたアニーの声。
アニーは語る。
「現世界に、一つの白い花が咲く。それが私の印」と。
だが境界は不安定で、彼女の声はすぐに消えてしまう。
大輔は決意する。
「もう一度、往復する。アニーを必ず見つける」と。
王は彼の旅を許し、女神の力を宿した「金の種」を託した。
そして再び煙の道を渡った大輔は、現世界の庭に咲く一本の白い花を見つける。
その花が淡く光ると同時に、耳元に懐かしい声が囁いた。
――『大輔、ここにいるわ』。
白い花の中には確かにアニーの微笑みが宿っていた。
- Nコード
- N7338LK
- 作者名
- 竹林修二
- キーワード
- 異世界転移 異世界、愛情、
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2025年 11月28日 10時55分
- 最新掲載日
- 2025年 11月28日 10時55分
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『煙の異世界を往復』第4話「煙の声」
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