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届かなかった手紙たち——三年間の文通を二行で終わらせた詩人が、私の言葉なしでは書けなくなっていたと気づいた時にはもう遅い

短編
あらすじ
「君からの手紙はもう読まない」——たった二行で、三年間の文通は終わった。

桐島深雪には、言葉の「色」が見える力があった。詩人・鷹宮蒼真の作品に宿る孤独の薄紫と、誰かに届きたいという祈りの銀色。その色彩に惹かれ、深雪は手紙を書き続けた。毎週届く返事は、両親の離婚以来、誰にも心を開けなかった彼女にとって唯一の光だった。

しかし突然の絶縁宣言。送れなかった手紙たちは引き出しの奥で眠り続ける。

小さな出版社で校正者として働く深雪は、他人の言葉を生き返らせることはできても、自分の想いを届けることができない。そんな彼女が知らなかった真実——詩人が筆を折った本当の理由とは。

そして時は流れ、届かなかった手紙たちが静かに動き出す。

言葉を紡ぐすべての人に贈る、切なくも温かい再生の物語。あなたの言葉は、誰かに届いていますか?
Nコード
N6875LX
作者名
uta
キーワード
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ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 03月17日 18時30分
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文字数
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