- あらすじ
- 十二年間、毎夜三時間の祈祷を捧げ続け、疫病を鎮め、結界を維持し、国を守り続けた神託の歌姫セレナ。しかしその功績は全て『王家の加護』として発表され、彼女の名が民に知られることはなかった。
そして声を失った日――婚約者である王太子エドワードは、満場の貴族たちの前で彼女を『欠陥品』と呼び、追放を宣言する。義妹の毒によって永遠に声を奪われたセレナに、弁明の術はなかった。
だが、全てを失ったその瞬間、一人の男が跪いた。
「貴女の歌声の真の力を知っているのは、この大陸で私だけだ」
隣国アストレア王国の第一王子クロード。かつてセレナの歌声に命を救われた彼は、『欠陥品』と蔑まれた少女の前に膝をつく。
やがてセレナは、声なき音楽という真の力に目覚めていく。竪琴が紡ぐ旋律は、歌声をも超える奇跡を起こし――。
一方、彼女を失ったレグナント王国では、結界が崩壊し始め……。
「今更土下座されても、もう遅いのです」
これは、全てを奪われた少女が真の幸福を掴み、彼女を踏みにじった者たちが報いを受けるまでの物語。 - Nコード
- N6873LX
- 作者名
- uta
- キーワード
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- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 03月17日 17時30分
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- 文字数
- 14,475文字
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「欠陥品」と捨てられた神託の歌姫は、声を失った日に真の力に目覚める~十二年間国を守り続けた私を追放した王太子殿下、結界崩壊で国が滅びかけてから土下座されても、もう遅いのです~
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