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嘘つきの夜に僕は恋をした

あらすじ
「夜の細く入り組んだ住宅街の道――『蛇道』を歩くのが、いつの間にか習慣になっていた。
理由なんて、特にない。ただ、気がつけばそこに足が向かう。

折り畳み式の携帯電話を開く。
小さな画面に浮かぶ時刻は、22時過ぎ。
着信履歴は空白のまま。

カチリと閉じる音が、夜の静けさに溶けた。

満月の夜、彼女と出会った。
静かな灯りの下、緑のカーネーションを髪に飾った少女。
名前を聞くと、彼女は微笑んで「琳」とだけ名乗った。

夜ごとに、僕たちは偶然のように出会い、言葉を交わした。
彼女は時に挑発的で、時に儚く、そしてどこか遠い世界の住人のようだった。
「私は夜の住人だから」と、冗談めかして言う。
けれど、彼女の言葉には、いつも何かが隠されているように思えた。

彼女は誰なのか。
なぜ夜にしか会えないのか。
なぜ、満月の光の下で微笑むのか。

── 「嘘つきの夜」に、僕は恋をした。」
Nコード
N6753KF
作者名
かれら
キーワード
R15 男主人公 学園 現代 青春 ミステリー 夜 秘密 幻想
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2025年 03月18日 18時54分
最終掲載日
2025年 03月30日 22時10分
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文字数
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