- あらすじ
- 鎌倉幕府は内紛と外部圧力に晒されながら、全国的権力へと成長し、最終的に朝廷を圧倒して日本史の転換点を迎え、平安時代は終わりを迎える。
幼き源実朝が鎌倉幕府第三代将軍に就任し、源頼朝の血統を継ぐ正統性を武器に、和歌や文化に傾倒しつつ、幕府の司法と行政を強化する。一方、北条時政追放後、北条義時と政子の二人が鎌倉幕府の実権を握り、合議制を基盤に政所を整備する。
この流れに反旗を示す和田義盛が反乱を起こし、鎌倉で激戦となる。戦いは北条義時側の勝利で和田一族は滅亡。三浦義村の離反も功を奏し、北条義時の執権体制が確立。幕府は内部分裂を克服し、安定へ向かう。
さらに源実朝の成長が鎌倉幕府の安定を生み出す。朝は朝廷との関係を深め、官位を急速に昇進させ金槐和歌集の編纂、茶の導入、寺社紛争対応、災害対策などで陣頭指揮を発揮し、京都文化を鎌倉に取り入れて御家人統制を進め、公卿・諸大夫・侍の階層を意識した位階授与で、武士を貴族化し、後鳥羽上皇との微妙な緊張の中、実朝は上洛を避け、使者や文書で連携を図る。この安定は永続すると思われた。
だが、その源実朝が暗殺された。源実朝には子がなく、鎌倉幕府の後継問題が浮上。北条政子を中心に、九条道家の子で、のちに藤原頼経と呼ばれることとなる三寅を将軍に迎え、鎌倉幕府は存続に成功するが、この流れの中で後鳥羽上皇が鎌倉打倒を決意。大内裏再建を機に院政復権を図り、地頭解職を要求をスタートとして、北条義時追討の院宣を発し、ここに鎌倉場幕府との全面対決である承久の乱が勃発する。 - Nコード
- N6729LX
- シリーズ
- 平安時代叢書
- 作者名
- 德薙零己
- キーワード
- シリアス 和風 中世 史実 時代小説
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 03月15日 23時17分
- 最終掲載日
- 2026年 03月16日 00時10分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 2件
- 総合評価
- 14pt
- 評価ポイント
- 10pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 501,533文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平安時代叢書 第二十集 承久之乱
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N6729LX|
作品情報|
完結済(全8エピソード)
|
歴史〔文芸〕
鎌倉幕府は内紛と外部圧力に晒されながら、全国的権力へと成長し、最終的に朝廷を圧倒して日本史の転換点を迎え、平安時代は終わりを迎える。
幼き源実朝が鎌倉幕府第三代将軍に就任し、源頼朝の血統を継ぐ正統性を武器に、和歌や文化に//
N7666LE|
作品情報|
完結済(全5エピソード)
|
歴史〔文芸〕
征夷大将軍となり鎌倉幕府を開始させた源頼朝は、その圧倒的な軍事力を背景に朝廷中枢に姿を見せるようになる。しかし、鎌倉幕府の内部では御家人同士の諍いが続き、互いが互いに狙いを定める不穏な情勢の末に、一人、また一人とこの世を//
N1030IP|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
歴史〔文芸〕
源平合戦の勝者となった源頼朝の前に、戦乱終結後の混迷が待ち受ける。源頼朝の代理人として京都に向かったはずの源義経は源頼朝の元から離れ、ついには離反して奥州平泉へと向かう。奥州平泉は100年間に亘って奥州藤原氏が映画を築き//
N7990HW|
作品情報|
完結済(全14エピソード)
|
歴史〔文芸〕
治承三年の政変で日本国の天下を握った平家は、福原遷都を強行するなど高圧的な政治を展開して日本中の不満を集め、その不満は以仁王のもとに集っての反乱へと発展した。以仁王の反乱は平家によって鎮圧されたが、反乱の余波は日本全国に//
N7683HW|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
歴史〔文芸〕
保元の乱が後白河天皇側の勝利に終わった後、後白河天皇は譲位して上皇となって院政をはじめる。後白河院政の主軸を担ったのは僧侶の信西であった。信西の推し進める政策は日本国を復興させていったものの不満を抱く貴族も多く、不満分子//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。