ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

上京したら食べられそうになったからテロを起こしてみた

短編
あらすじ
回りを海に囲まれた国の片田舎に住む少女を中心としたファンタジー。
 科学と魔法が適度に発達した世界に住む少女フェリエラ・エアーリヒは、退役軍人である祖父と共に田舎で暮らしていた。彼女の住む世界には、15歳になった子どもをテストし、優秀な成績を収めた者を王都に徴用し、活躍の機会を与えるという制度があった。
 彼女の日常は、祖父から習った剣を頼りに飼い犬で友達でもある半獣のクロと村の墓守をするだけだった。しかし、15歳になったフェリエラはクロと二人でテストを受け、見事王都への切符を手に入れる。
 別れ際に祖父から貰った東方の刀を持って、フェリエラとクロは王都へと赴く。そこは、田舎で暮らしていた二人には信じられないような世界だった。見たこともない程お洒落な街並み、街の周りでは軍隊が未知の空飛ぶ機械まで使っている。
二人がそれらの物に目を奪われているうちに、馬車は宮城の地下へと入って行く。宮城で働けるかもしれないという二人の期待とは裏腹に、そこで待ち受けていたのは人間を食肉として加工するための巨大な工場だった。
フェリエラたちを引率していた兵士の話では、フェリエラたちは王都で働くためではなく、ここで殺されるために連れてこられたようだ。フェリエラとクロは、それを聞いて剣と魔法で抵抗を開始する。不意を衝いたせいもあったのか、フェリエラたちは宮城から逃げ出すことに成功する。しかし、抵抗する過程でクロが消耗しきってしまい、途中で出会った王都に住む少女の屋敷に身を寄せることになる。
二人はそこでクー・シー名乗る少女から食糧生産を上回ってしまった人口を支えるための食人の制度について説明を受ける。
少女自身も、軍でそれなりの地位を占める貴族だった良心が現体制に反対し、革命を起こしたために処分されるところだったという。
三人は、ひとまず少女の家で休息し、現状を知るために次の日に王都の街へと繰り出した。
そこでは、華やかな世界が広がっていて、しばらくは昨日の出来事を忘れて観光するフェリエラとクロ。だが、クーに連れられて行った食料品店で、平然と人肉が売られているのを目撃する。
 それを見て、宮城に乗り込んでクーデターを決行することを決意する三人。だが、王都や宮城の警備は厳重で、なかなか宮城に侵入する方法が見つからない。
 そんな時、フェリエラは王都に来る時に見かけた飛行機を使うことを思いつく。
Nコード
N6693CB
作者名
凉月
キーワード
R15 ファンタジー カニバリズム 少女 魔法
ジャンル
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
掲載日
2014年 04月21日 22時36分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
1件
総合評価
14pt
評価ポイント
12pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付けない
開示設定
開示中
文字数
92,172文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N5423DG| 作品情報| 連載(全43エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
 遠い未来。人類は戦争で世界を吹き飛ばしてしまいました。仕方がないので、彼らは少しだけ残った綺麗な土地と汚染された土地を壁で隔てて、生産と消費の全てを人工知能にゆだねて暮らしていました。  霊螺子真広も、その中の一人だっ//
N5781DO| 作品情報| 短編| コメディー〔文芸〕
二年くらい前に書いたもの『奴隷様とごしゅじん』を元にしたもの。 適当に笑っていただければ幸いです。 寝付けなかったのと、もひとつ、秘密の理由により書きました。
N5014CV| 作品情報| 完結済(全11エピソード) | ノンジャンル〔ノンジャンル〕
 私は一体何をやっているんだろう。  それは数年前に少女という存在が生まれたときから呪いみたいに付きまとっている言葉だった。(本文より)  サイボーグとして作られた少女の自由を獲得するための戦いが、始まる。
N9855DJ| 作品情報| 短編| 宇宙〔SF〕
少女は今日も飛ぶ。それが理不尽な世界に少しでも抗う唯一の方法だと信じて。
N3669DI| 作品情報| 完結済(全8エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
空白記号から分子した試案とおまけ
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ