- あらすじ
- これは何度目の転生になるのだろう。あまりにも多すぎて自分でもよく覚えていない。
私、フェステリア(最初の名前)が初めて死んだあの日、自分には特殊な能力が備わっていることに気が付いた。
死ぬと勝手に発動するオートスキル「転生」
どうやら私には自我を失うことを許されない定めがあるらしく、その肉体を失っても魂は他者に移って人生を継続しなければならない運命を与えられていた。
一見うらやましく思える能力かもしれない。ただ、神様は残酷だ。
何度転生しても、すぐに死んだ。もともとは公爵令嬢だった。次に伯爵の愛人。王女もあったし、奴隷の娘になったこともある。
繰り返される地獄の日々。心はズタズタで、もう転生は勘弁してほしかった。
早く死にたい。本当の意味で。
「あ、やっちまった」
また殺される私。どうせいつもみたいに転生するんでしょ。
虫を軽々潰してしまったかのようなつぶやきを脳裏に残したまま、次に意識を取り戻した先の光景に、私は見覚えがあった。
「ここは……」
フェステリアの記憶と一致する。ただ、自分がフェステリアでないことは感覚でわかる。
「サミュエル王。謁見のお時間です」
サミュエル王って……。私がフェステリアだった時に婚約破棄された第三王子の父……。
……ん?それ、わたしに言ってるの??
私、次は王様になっちゃったの?? - Nコード
- N6614IM
- 作者名
- たけちよ
- キーワード
- 異世界転生 ラブコメ 女主人公 転生 ざまぁ 王様 BL おっさん 王子 復讐 駆逐 婚約破棄 西洋 中世 禁断の恋 公爵令嬢
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2023年 11月11日 21時21分
- 最終更新日
- 2023年 11月12日 19時08分
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- 文字数
- 5,615文字
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オートスキル「転生」が発動するたび、何度も死ぬ運命になってしまう公爵令嬢。今度はなぜか前世の国王(おっさん)に転生しちゃったので、婚約破棄した第三王子を断罪します。
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すべて不要。//
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