ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

パンドラの箱が開く時    (上)   副題 神霊界の秘密

連載中 全1エピソード 1エピソード目を読む
あらすじ
 1997年、松本満は中学を卒業と共に小田原の叔父の家をでる。彼は松本の父親の弟である。両親は彼が10歳の時に死んでいる。
松本は母の実家がある常滑まで歩ていく。途中豊橋で天源教の信者と知り合いになる。
 母の実家で母の兄と称する大山に会うが、母は養女として大山家に入ったが後年大山家を飛び出して結婚して小田原に移り住んだ事を知る。この事は両親からは聞かされてはいなかった。
 大山は母の故郷は飛騨高山という。松本は天源教の本部は飛騨高山にあると聞かされていたので、行こうと決心する。大山は送ってやるというので、彼に連れられ母の故郷の飛神家にいく。
 ここで母の父飛神善蔵に会う。彼の弟の子、飛神徳治の子の雪絵を知る。
 雪絵は位山の麓にある天源教の本部に松本を連れていく。教祖の鮫島から天源教の教義がギリシャの神々であると教えられる。しかし、信仰の対象がゼウスではなくパンドラであると聞かされる。それと日本神話がギリシャ神話と似ていると聞かされる。
一方飛神善蔵は飛神家に古来から伝わる神話を松本に教える。
 それは”ひ”神で中津民族(天皇家)が日本に上陸する前は飛神が日本の支配者であったという。
 天源教の祝礼祭の時、豊橋で知りあった天源教の信者(横山)からギリシャ神話について聞かされる。祝礼祭の講話で、教祖は近い将来位山の地底でパンドラの箱が発見され、それを開くのが天源教であると強調する。
 後日教祖が留守の時、天源教の本部で教祖の秘書、末次から日本神話と、ギリシャ神話の具体的な相似点を聞かされる。そして”ひ”の神こそ天照大神であると教えられる。
 松本がパンドラについて聞こうとした時
飛神善蔵の傷害事件の訃報が入る。幸い一命をとりとめた飛神は犯人は息子の飛神重徳ある事、彼は位山に眠る〝ひ”の神の秘宝を解く鍵を出すよう父親の善蔵に迫った。拒否されて父親を刺したのだった。
 次に狙われるのは松本と雪絵であると徳治に話して、2人を隠すよう言い残して死ぬ。
この時天源教の鮫島教祖が駆けつける。飛神重徳は教祖に松本と雪絵の身の安全と警護を依頼する。
 位山の地底に眠る秘宝(パンドラの箱)の岩戸開きは2年後に迫っていたのである。
Nコード
N6598DP
作者名
堀本廣
キーワード
ミステリー ギリシャ神話 飛騨高山 位山 モンデウス飛騨位山 東日流三郡誌 日高見 プロメテウス 位山国際スケート場 仁徳天皇 上原清二 両面宿儺 日来神社 ダイダラボッチ 日輪神社
ジャンル
推理〔文芸〕
掲載日
2016年 10月31日 09時52分
最新掲載日
2016年 10月31日 09時52分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
2pt
評価ポイント
2pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付けない
開示設定
開示中
文字数
40,635文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9275IR| 作品情報| 短編| その他〔その他〕
第1話 宵待草  不動産屋を始めたばかりの男が街はずれの宵待草という喫茶店兼スナックで遭遇する心温まる話。 第2話 もう1人の俺  俺はお茶の葉のセールスをしている。いつも朝8時に朝食を摂る。この日食卓に着くと妻が、30//
N0812IQ| 作品情報| 短編| ホラー〔文芸〕
 くいっさ(山本九一)は明治40年の生まれ。尋常小学校を出るとすぐに常滑の関製陶所に就職。土管造りに励んだ。大正年間から昭和初期の太平洋戦争までの常滑は土管造りで栄えていた。  当時の土管造りはほとんどが手作業だった。く//
N4616IM| 作品情報| 短編| ホラー〔文芸〕
 妙は15になってあるお屋敷に奉公に上がる事になった。そのお屋敷には“開かずの間”がありそこには忌まわしいものが隠されているという噂があり、奉公に上がる娘たちに嫌われていた。 「面白いじゃない」妙はむしろ奉公に上がる事を//
N8668IK| 作品情報| 短編| ローファンタジー〔ファンタジー〕
 目的もなしに山歩きすることが好きな私の話。 とある小さな部落に入る。雑然として品物を並べただけの雑貨屋に入る。50歳くらいのもんぺ姿の女性がビールを出して接待してくれる。そして女性は急ぎの用があるからと言って出ていく。//
N3714II| 作品情報| 短編| その他〔その他〕
 関根洋二67歳は隠里伝説に興味を持つ。 中央自動車道恵那インターから北に10キロ行ったところにあるローソク温泉に泊まる。そこからさらに5キロ行った所の岩寿温泉に隠里伝説があるのを知る。その奥の岩山に隠里伝説が残されてい//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ