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また、勇者かよ ~女神の加護が適当すぎるだろう~

あらすじ
ホムンクルスの体に転移した久条譲一郎は、
元弱小ライトノベル出版社の編集者。

転生先の世界は元々魔王が支配していた世界で、
人間はただの家畜に過ぎなかった。
コバタの人間は味がいいだとか、
マクーロの人間は脂がのっているだとか、
人間は人気で各農場ごとにブランド化していく。
終いには、ほとんどの人間を食べ尽くす程になった。

そこで魔王は他の世界から人を調達することを思いつく。
魔族の皆は、大賛成である。
肉付きの良い者を、大ぶりで食べ応えのある者をと……。

トライアンドエラーを繰り返し、魔王は人間を召喚することに
成功する。
各農場にこれでもかと言うほどの魔力を注いだ魔核を
魔方陣を掘った石版の上にのせる。
その上に何人の人間を召喚してもつぎつぎとわき出させるように、
円錐形の板をのせる。

召喚は成功した。
いや、しすぎた。
全身を鎧で包んだものたちが、狂ったように戦いだしたのだ。
「デモン」
召喚した者たちは口々に魔族をそう呼び、魔族を殺し始めた。

想定外である。
まさか、ひ弱で小さい人族がこんなに肉好きのよい者たちに
なろうとは。

まさか、自分たちとおなじくらい大きな人間がいようとは。

そしてなにより、これほど好戦的な生き物を魔族は知らなかった。
あっという間である。

虚を突かれたことは否めない。
が、それにしてもゾロゾロとやって来た人間達は魔族を蹂躙し始めた。

これを止めるスイッチはない。
まさかこうなるとは思っていなかったので、農場には次々と人間が召喚され続けている。

各農場へ行くにも、もう魔族を数で圧倒している農場の中ひ入れるのか。

元々魔族自体は少数だ。
その上食料危機が重なり、疲弊している。
一発逆転を狙った人間召喚が途方もない悪手。

ここで魔王は自らの命を絶った。
召喚しているのは自分の体から出てる魔素をエネルギーとしている。
その魔素を力の限り収集して、のこった者どもを連れ
再復活の魔法を使った。

これ以上人間を増やさないように、何百年何千年後であっても
今一度魔族の世界を取り戻せるように。

千年程たったころ、一度目の復活。
いろいろやったのに、また再復活の魔法を使うハメになる。

魔王は次の復活でまず、召喚先の世界をのぞくことにした。
どんなヤツが今回召喚されるのか。
……安心した。
アニメ、ラノベ。
剣を持たない人
Nコード
N6543IO
作者名
九十九 久
キーワード
異世界転移 ギャグ シリアス 男主人公 女主人公 人外 魔王 勇者 西洋 魔法 冒険 オリジナル戦記 異能力バトル
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2024年 01月01日 16時14分
最新掲載日
2024年 09月30日 10時35分
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文字数
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