ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お墓守ってないけど墓守部に所属してます。

あらすじ
 全寮制の私立雅ヶ丘高等学校に通う一年生・嗣原枢子(つぐはらすうこ)。
 彼女が所属する生徒会治安維持特務機関〈駆逐士会〉、通称〈墓守部〉は、〈お祭り〉と呼ばれる文化祭の時期に毎年襲来する〈墓荒らし〉に備えるべく、神の名を付された特殊技能〈反則〉を活かして日夜訓練に励んでいた。
 枢子以外の部員は以下の五名。
 部長兼生徒会長の三年・御厨聚一郎(みくりやしゅういちろう)。
 副部長兼生徒会書記の三年・不動軻遇夜(ふどうかぐや)。
 ミネルヴァの〈反則〉を使い掌から鎖分銅や刀剣を創り出す二年・簓木太鳳(ささらぎたお)。
 身体や物質に気合を乗せて強化できるチカタの〈反則〉の使い手で二年・九条茅逸(くじょうちはや)。
 敏捷性に優れた摩利支天の〈反則〉を用いる一年・桐沢航也(きりさわこうや)。

 同部のマスコット犬〈オスターバーグ〉に足を咬まれるという異例の事態により入部するに至った枢子は、〈反則〉も発揮せず備品や武器を壊してばかりいたため、てんで役に立たない顧問の月島十五《つきしまじゅうご》にすら〈解体屋《スクラッパー》〉呼ばわりされる始末。
 墓の所在さえ定かでないことから枢子は墓荒らしの存在に関して懐疑的で、それよりも航也との仲を部活の先輩や同級生に茶化されることのほうがよほど気懸かりだった。
 また彼女自身、名を持たない奇妙な分身――仮に〈彼〉と呼んでいる――を幼少の頃より宿していたものの、未だにそのことを誰にも打ち明けられずにいた。

 一方、〈高天原〉を名乗る墓荒らしの二人も、学校のどこかに眠るという伝説の王・転輪聖王の〈究極の秘宝〉を求め、鍵となる〈円形の痣〉を持つ人物を捜していた。
 危機を感じた白犬オスターバーグと円形の痣の作用で、墓が暴かれるのだという。
 その上、イングランド支部からの連絡により、重要人物と目される謎の編入者がこの学校に現れることを逸速くキャッチしていた。
 且つ、墓荒らしの一人八咫烏(やたがらす)は、違う名前で墓守部に潜入しているスパイでもあった…。
Nコード
N6486FZ
作者名
ノイノイノイズ
キーワード
青春 異能力バトル 冒険 ネット小説大賞八 女主人公 学園 現代 超能力
ジャンル
アクション〔文芸〕
掲載日
2020年 01月27日 19時20分
最終掲載日
2020年 02月05日 21時49分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
6件
総合評価
24pt
評価ポイント
12pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
109,975文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N5145HU| 作品情報| 連載(全75エピソード) | 推理〔文芸〕
太古の昔、メフィスト賞に応募した長編を改稿したもの。 参考文献は中島らも『ガダラの豚』ほぼ一冊。 これ書いてた頃はまだ存命中だった。 メフィスト誌面にてJさんに「光る部分もあるが、長すぎてダルすぎた……」と一言で斬られた//
N6486FZ| 作品情報| 完結済(全30エピソード) | アクション〔文芸〕
 全寮制の私立雅ヶ丘高等学校に通う一年生・嗣原枢子(つぐはらすうこ)。  彼女が所属する生徒会治安維持特務機関〈駆逐士会〉、通称〈墓守部〉は、〈お祭り〉と呼ばれる文化祭の時期に毎年襲来する〈墓荒らし〉に備えるべく、神の名//
N0620DK| 作品情報| 完結済(全53エピソード) | アクション〔文芸〕
 全寮制の私立金剛智高等学校に通う二年生の山田追一(やまだ・おういち)は、授業をサボってばかりいる逃げ足だけは速い劣等生。  夏休み明け初日、何故か日本刀を持った少女・暁月見姫(あかつき・みるき)が謎の集団に絡まれている//
N4913CH| 作品情報| 完結済(全5エピソード) | 純文学〔文芸〕
かつて文學界新人賞に応募した作品です。一応純文学のつもりですが……
N8860BF| 作品情報| 完結済(全25エピソード) | アクション〔文芸〕
 ラノベです。学園ものです。生徒会長選挙ものです。登場人物には様々な刀剣や刀匠、あるいは剣豪の名称を一部パクっております点、ご了承ください。  主人公は自分の〈影〉と会話ができます。でもそれだけです。設定等、以前投稿した//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ