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旅先の空気

短編
あらすじ
 夜、地方を一人旅していた青年は、宿の近くにある料理屋に入った。
 カウンター席には三人の客が並んで腰かけていた。女、小太りの男、痩せた眼鏡の男。いずれも青年より二回り、三回りは年上に見えた。
 先ほどまで店の外へ漏れ聞こえていた談笑の声は、青年が足を踏み入れた途端にぴたりと止み、全員の視線が一斉に彼に注がれた。

「何か用?」

 頭にタオルを巻き、エプロンを身につけた無精ひげの男がカウンターの奥から声を投げた。どうやら店主らしい。

「あ、いえ、一名なんですけど……」

Nコード
N6086LE
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2025年 10月13日 11時00分
最終更新日
2025年 10月13日 14時26分
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文字数
3,546文字
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