- あらすじ
-
私は今、王宮の庭園で一人、お茶を頂いている。
婚約者であるイアン・ギルティル第二王子殿下とお茶会をする予定となっているのだが……。
「また、いらっしゃらないのですね……」
毎回すっぽかされて、一人でお茶を飲んでから帰るのが当たり前の状態になっていた。
第二王子と婚約してからの3年間、相手にされない婚約者として、すっかり周知されていた。
イアン殿下は、武芸に秀でており、頭脳明晰で、魔法技術も高い。そのうえ、眉目秀麗ときたもんだ。
方や私はというと、なんの取り柄もない貧乏伯爵家の娘。
こんな婚約、誰も納得しないでしょうね……。
そんな事を考えながら歩いていたら、目の前に大きな柱がある事に気付いた時には、思い切り顔面からぶつかり、私はそのまま気絶し……。
意識を取り戻した私に、白衣をきた年配の外国人男性が話しかけてくる。
「ああ、気付かれましたか? ファクソン伯爵令嬢」
ファクソン伯爵令嬢?
誰?
私は日本人よね?
「あ、死んだんだった」
前世で事故で死んだ記憶が、この頭の痛みと共に思い出すだなんて……。
これが所謂、転生ってやつなのね。
ならば、もう振り向いてもくれない人なんていらない。
私は第2の人生を謳歌するわ!
そう決めた途端、今まで無視していた婚約者がいろいろと近づいてくるのは何故!?
この作品はアルファポリスさんでも同時公開しております。 - Nコード
- N6086JI
- 作者名
- らんか
- キーワード
- 異世界転生 ほのぼの 女主人公 魔法 ハッピーエンド チート少しだけ 前世の記憶持ち 冷徹な王子からの? 気の強いヒロイン ややコメディ
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2024年 07月29日 09時31分
- 最終掲載日
- 2024年 08月19日 20時30分
- 感想
- 9件
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- 12,142pt
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- 文字数
- 91,254文字
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硬派な殿下は今日も婚約者が気になって仕方がない
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+注意+
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