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白馬の王子様を愛でたくて

短編
あらすじ
白馬に乗った王子様が迎えにやってくるなんて、使い古された物語だ。それでも子供の頃の私はそれを心から信じていた。

しかし15歳になるまでそんな夢を盲信し続けることは難しい。実際私も、周囲の容姿端麗なクラスメートに囲まれてても「誰が私の王子様かな」だなんて思う事はなくなっていた。

その代わり。

「はあ……今日もロイド様はかっこいいわね……あ、アルス様が挨拶されているわ!双子の第一王子と第二王子の邂逅……!?な、なんて神々しい光景なの……!?や、焼き付けなきゃ!脳と目にこの瞬間を!全身全霊を込めてぇぇ!」

私は自分の推しを、心の中と外で愛でるようになっていた。そう、王子様は待つものではない。しかし追って捕まるものでもない。

つまりは誰かさんの王子様を思う存分鑑賞し、愛でるのが最適解なのだ。
Nコード
N6081GX
作者名
秋雨ルウ(レビューしてた人)
キーワード
身分差 乙女ゲーム 悪役令嬢 スクールラブ 青春 ラブコメ 婚約破棄 キューピット 公爵令嬢 123大賞
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2021年 04月20日 07時00分
最終更新日
2022年 07月22日 03時23分
感想
15件
レビュー
0件
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914件
総合評価
16,080pt
評価ポイント
14,252pt
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文字数
7,300文字
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