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音のない部屋        :約3000文字

短編
あらすじ
 ――ん……。

「――」

 ――あれ?

 目を覚ますと、おれは見知らぬ部屋にいた。 
 四方を灰色の壁に囲まれた無機質な空間。天井には丸く大きな照明が埋め込まれており、影を許さないというように、均一な光が容赦なく降り注いでいる。
 天井と床は白く、ドアも窓も見当たらない。部屋というより、巨大な箱の中に放り込まれたような気分だ。
 床は妙に柔らかく、体重をかけるたびにふわりと沈み込んでは、すぐに押し返してくる。まるでソファの上に立っているような妙な反発と沈み込みだ。……それにしても妙だな。
Nコード
N6054LS
作者名
雉白書屋
キーワード
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ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 02月05日 11時00分
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