- あらすじ
- 三年間、夫はわたしに一度も触れなかった。
指先すら。
理由を聞きたかった。
でも「愛していないから」と返されるのが怖くて、聞けなかった。
白い結婚と周囲に嘲られても、黙って暮らした。
聖女に「触れたくないのですよ」と面と向かって言われた日も、夫は何も否定しなかった。
ある冬の日、戦死の報せが届く。
遺品は、革表紙の日記帳が一冊だけだった。
震える手でページを開くと、そこには夫の字で「触れたい」と繰り返し書かれていた。
髪に触れたかった日のこと。
手を握りたかった夜のこと。
三年分の言えなかった言葉が、全部そこにあった。
なぜ触れられなかったのか。
その答えは、日記の最後のページに書かれている。
ただしそれは、夫の筆跡ではなかった。 - Nコード
- N5894LV
- 作者名
- 九葉(くずは)
- キーワード
- 女主人公 西洋 ハッピーエンド 白い結婚 すれ違い 溺愛 聖騎士 短編
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 02月26日 12時23分
- 感想
- 2件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 15件
- 総合評価
- 628pt
- 評価ポイント
- 598pt
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- 文字数
- 6,084文字
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白い結婚と呼ばれた三年間のすべてを、夫の日記で知った
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そ//
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