- あらすじ
- 高校三年生の青年は、実の爺ちゃんを殺した。
卒業に近づくと夜毎に、「人に忘れられる」恐怖に襲われるようになっていった青年は、笑い合う同級生に忘れられることが怖くなり、卒業祭というものを企画した。
親友と二人で企画したものだが、卒業祭のその前日。
爺ちゃんは、俺が企画した卒業祭の事でせいで死んだ。
俺は人と話すことすら出来なくなった。
人が怖くなった。自分が言ったことや行った事が尾を引いて、また誰かを傷つけると思った。
覚えてもらう努力を出来ない俺は、ただ、忘れられたくないのだ。
そんな時に、家族で行った花見。
そこで俺はある彼女に出会う。
彼女の横には、保育園児くらいの年頃の子供がいた。
その子に焦らされるように彼女は桜の木に登るが足を滑らせ転落、入院することになる。
俺は救急車を呼んで、同乗した。
その後も俺は、彼女が心配でお見舞いに行くようになる。
一目惚れだった。
彼女に気持ちを伝えようと決めたその日、俺は強く、胸を握った。
俺がどんなに地味で、平凡な人間だろうと、彼女の心に、頭に住みついてやると。
絶対に忘れられたくないと心に決めた。
が、実は彼女は、生まれつき記憶できる量が圧倒的に少なく、新しいものを覚えれば一つ何かを忘れてしまう。
微かに彼女に芽生え始めた、あの青年への気持ちは、彼女の中で残り続けるのか。 - Nコード
- N5890IA
- 作者名
- ぷりん
- キーワード
- 残酷な描写あり 悲恋 スクールラブ 日常 青春 ほのぼの 男主人公 女主人公 学園 現代 病気 反社会 鬱 孤独 記憶
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2023年 01月16日 11時10分
- 最新掲載日
- 2023年 03月09日 23時55分
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- 文字数
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連載(全108エピソード)
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現実世界〔恋愛〕
高校三年生の青年は、実の爺ちゃんを殺した。
卒業に近づくと夜毎に、「人に忘れられる」恐怖に襲われるようになっていった青年は、笑い合う同級生に忘れられることが怖くなり、卒業祭というものを企画した。
親友と二人で企画したも//
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