- あらすじ
- 睡眠中の発想・発明を「夢益」として申告する制度が始まる。夢税審査官・矢田は枕元メモと脳波ログを照合し、創造の税率を決めていく。やがて最強の節税は、悪夢で得た用心深さの控除だと判明。国は国民の安全のため“公的悪夢”の配布を開始する。よく眠れなくなった社会で、いちばん安眠するのは制度だけ——皮肉な一話完結。
- Nコード
- N5629LF
- 作者名
- 斎宮 たまき/斎宮 環
- キーワード
- ESN大賞9 ドリコム大賞4 短編 SF 近未来 社会風刺 税制 夢 睡眠 行政 発明 一話完結
- ジャンル
- 空想科学〔SF〕
- 掲載日
- 2025年 10月16日 11時08分
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