ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

クーロリな彼女とゆく異世界道中

あらすじ
気付けば真っ白い空間にいた。
「ここは…?」「時空の間です。」「…誰だ?」「女神です。」「女神…ね…。なんで俺はこんなところに…?」「それはあなたが死んだからです。」
そう女神に言われて思い出したのは本を読みながら横断歩道を渡るランドセルを背負った女の子と赤信号を突っ込んできた4トントラック、そしてその間に割り込んだ彼。
「あの女の子は?助かったのか?」「そちらに。」「…助けられなかった…か…。」
女神の視線を辿れば赤いランドセルの横に横たわる女の子。彼は女の子の側に寄り上着をかける。
「…ごめんな。」
彼は名も知らない女の子にそう言って頭を撫でる。
「生き返りたいですか?」「…生き返れるのか?」「はい。理不尽な死への救済です。ただし、生き返るのは地球ではなく“異世界”にですが。」「転生か?」「そうですね。容姿も年齢も身体も記憶も所持品もそのままに。どうしますか?」「…この子は?」「お教えできかねます。これはあなたが選択することです。」「そうか。」「規則ですので。…ではどうしますか?」「……転生します。」「そうですか。良かったです。」「良かった?」「えぇ。では、さっそく転生させます。…あぁ、言い忘れていましたが、あなたは実を言うと理不尽な死への救済外です。助けようとしなければ生きていますので。なので本来は転生できないのですが今回は特例です。そして救済外ゆえにスキルの付与はありません。…それでは、行ってらっしゃいませ。」
その言葉を合図に真っ白い空間は崩壊していき、やがて彼の意識は落ちていった。

次に目を覚ますと彼は森の中にいた。
そして、助けたかった女の子に膝枕をされていた。
Nコード
N5609DV
作者名
田村 オクト
キーワード
R15 残酷な描写あり 異世界転生 異世界転移 年の差 ほのぼの ハッピーエンド 魔法 恋愛 小学生 大学生 倫理観あり 主人公最強(後に) ヒロイン最強 ステータス 純愛
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2017年 03月02日 15時28分
最新掲載日
2017年 09月09日 15時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
4件
総合評価
10pt
評価ポイント
2pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付けない
開示設定
開示中
文字数
11,688文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9863EU| 作品情報| 連載(全6エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
ホームから落ちた女の子。 その子は俺にとって全く関係のない子だった。 それなのに、俺はホームに降りて助けようとして… 【死んだ。】 だが、俺は転生したようで赤ちゃんになっていた。 そして、俺に双子の妹ができた。 だが、こ//
N9686DY| 作品情報| 連載(全1エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
自分が特別だと感じることはかつて一度としてあっただろうか? 答えは「否」だ。 周りを見渡せば…小学生の頃には自分より足の速い人がいて、中学生の頃には自分よりかっこいい人がいて、そして、今、高校生の頃には自分より頭が良//
N5609DV| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 異世界〔恋愛〕
気付けば真っ白い空間にいた。 「ここは…?」「時空の間です。」「…誰だ?」「女神です。」「女神…ね…。なんで俺はこんなところに…?」「それはあなたが死んだからです。」 そう女神に言われて思い出したのは本を読みながら横断歩//
N3417DK| 作品情報| 連載(全10エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
社会とは均衡である。 均衡がとれているから社会は存在し得る。 そこに一つでも力が加われば均衡は崩壊し秩序は瓦解する。 ー事実、100年前に人類の文明は崩壊した…PK、すなわち念力という力でー これは100年の想いを諦//
N7676DU| 作品情報| 連載(全2エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
それが起こったのは普段と何も変わらない授業中でのことだった。突然床が青白く輝き、あまりの眩しさに目を瞑って、それから目を開くと、そこはとある国の王城の中だった。どうやらクラス召喚されたらしい。もちろん召喚された理由は魔王//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ