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ルークルイリス物語

あらすじ
バセレシウ王国。神テアディースが最初の人間を創造したとされるテアディース大陸のほぼ全土を支配する大国は、大きな火種を抱えていた。

バセレシウ王国が国教と定める、神テアディースを唯一神として崇めるテアディース教の教団が内部分裂を起こし、その派閥のうちの一つである原理主義派が台頭。王政への発言力を強めてきたのである。

第一王子を筆頭とした王族派は教団原理主義派の力を削ぐため、教典に記されている神テアディースが与えた三つの恩恵のいずれかの不存在を証明しようと考えた。

時を同じくして、王都ヴァシーリオにある大学に通う少年、アスティニース・イオルもまた教団によって人生を大きく狂わされようとしていた。
王国の歴史上最年少で難関と言われる試験に合格した彼は、教団から危険視されている天文学を専修していた。ある日、同級生の友人であり王国第四王子でもあるソフィロス・バセレシウからとある頼み事をされる。アスティニースはその頼み事を解決するため、持ち前の知識を使い王都の詳細な地図を作成した。

今まで存在しなかった王都の地図の流通は、王都の市民達の常識を変えた。
だが、この地図作りをきっかけにアスティニースは教団から狙われることになる。
恩師の失踪、教団の計画、そして暗殺。
様々な思惑が複雑に絡む中、アスティニースは少しずつ追い込まれていく。

そんなアスティニースの能力を見込んだ王族派は、彼を援助すると同時に一つの密命を下した。

「テアディース大陸の地図を作れ」

王族派は神テアディースが与えた三つの恩恵の一つである”正円の大陸”が存在しないことを、アスティニースに大陸地図を作らせることで証明しようと考えたのだ。

アスティニースは王国を救い、世界の真実を知るために集められた仲間と共に長い大陸地図作成の旅に出る。

そして、旅の中で彼らは想像をはるかに超える真実に出会う。
王国の成り立ち、大陸の歴史、神テアディースの存在。

これは、一人の少年が「世界を作る」物語である。
Nコード
N5604KP
作者名
梅雨前線
キーワード
残酷な描写あり 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 ESN大賞9 シリアス 男主人公 中世 冒険 集英社小説大賞6 ネトコン13 HJ大賞6 旅 王道ファンタジー
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2025年 06月11日 17時33分
最新掲載日
2025年 08月26日 23時19分
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文字数
135,548文字
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