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捕食惑星ゾラ ― 星を喰らう湖と、少年が見つけた空の記憶 ―

完結済 全1エピソード 1エピソード目を読む
あらすじ
銀色の湖が生きている――惑星ゾラの北部に広がる“スエ湖”は、ある日を境に正体不明の粘液を湛え、街をひとつ、またひとつと飲み込んでいった。ターラの街で母リムと暮らす少年コナ・リムスは、湖の異変に立ち向かう決意を固める。燃料「耐油」が湖を分解できる唯一の物質であることを突き止めたコナは、仲間のオチカと共に原因の究明に乗り出す。
 湖の正体は、かつてこの星を支配した異星生命体ゾロアンダーが生み出した「捕食細胞」であり、星を“再生”させる名のもとに全生命を喰らう計画だった。ゾロアンダーの配下である機械生命体ロコイドとの戦闘の中、コナは人間が過去に星を汚してきた罪にも気づき、戦いの意味を問い直す。
 仲間を失いながらも、コナはリムの研究を受け継ぎ、耐油を武器に湖を焼き払う作戦を立案。ターラの人々とともに湖上決戦に挑む。激戦の末、コナはゾロアンダーの本拠「塔」に突入し、星の心臓ともいえる捕食核を撃ち抜く。崩壊する塔の中でゾロアンダーは、「星の記憶を返す」と言い残し光の粒となって消滅する。
 すべてが終わったあと、銀色だった湖は透明な水に変わり、風が再び惑星を渡る。母リムは息子を見送り、少年は青い空へと飛び立つ。戦いの果てに彼が見たのは、再生する星の“風の記憶”。それは、滅びと再生をくり返す生命の循環を告げる、希望の光だった。
Nコード
N5510LI
作者名
近藤良英
キーワード
異世界転移 ドリコム大賞4 123大賞7 なろうラジオ大賞7 第2回ルフナ大賞 なろう感想企画 シリアス 男主人公 未来 ロボット アンドロイド 冒険 パラレルワールド オリジナル戦記 ESN大賞9 秋の文芸展2025
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2025年 11月09日 15時47分
最終掲載日
2025年 11月09日 15時47分
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文字数
20,646文字
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