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ミャレッジブルー

短編
あらすじ
ヤヒロ(二十六歳)
サオリ(二十六歳)
は食品メーカーで働いている。

 新入社員研修の時に同じ班になった二人は、同期入社ということもあり連絡先を交換。

 後に営業部に配属されたヤヒロと、食品開発部に配属されたサオリは特に接点なくその年の忘年会を迎える。

 雑用をする新入社員にくつろぐ暇はなかった。会話もないまま忘年会が終わる。
八か月の間に少なくなった同期。ひとりが音頭を取り、ささやかながら二次会を開催することになった。

 そこで多くの話をした二人はお互いの価値観に魅かれて行く。

「じゃぁ……友だちから……」
「うん、いいよ」
 ヤヒロの言葉に頷いたサオリ。

 それから三年の交際を経て婚約。

 四月から主任へと昇進し、休みなく仕事をしている二人。年末に結婚式と新婚旅行を兼ねてオーストラリアへ行くため、三週間の休みを取ったからだ。

 結婚式の予定を立てながら、小さいながらもマンションを購入。更に引っ越しの準備、生活必需品などの相談が加わって行く。

 部署の違う二人がこなす毎日の仕事。

 目まぐるしい日々、季節は梅雨。

 先にヤヒロの引っ越しが終わり、冷たい部屋の中、身体を寄せ合って寝る二人。
 
 降り続く雨の音が神経を尖らせる。

 ――マリッジブルー
 
 そんな言葉がサオリの脳裏によぎった。


 あれから十日。

 久しぶりに同じ日に休みとなった二人は、気分転換も兼ね動物園に行く予定を立てていた。

 そんなヤヒロとサオリの日常。


 サブタイトル:四つ目の雨が晴れるとき
Nコード
N5396HK
作者名
たの・のぶかず
キーワード
R15 ネトコン11
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2022年 01月08日 20時55分
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文字数
7,665文字
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