ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

旧正月の提灯の下で、君の唇が甘かった

短編
あらすじ
旧正月の喧騒を抜けた路地裏で、私はいつものように半歩遅れて彼女の背中を追っていた。
美咲の長い黒髪が街灯に揺れるたび、胸がざわつく。
人混みを避けて連れて行かれた小さな公園のベンチ。
冷たい風に震える彼女の指を握り返したら、
「今年も一緒にいられてよかった」
小さな声で、でもはっきりと言葉が落ちてきた。
爆竹の音が遠く響く中、
彼女の頬に残る胡麻団子の甘い匂いと、初めて触れた唇の柔らかさ。
「……私も」
ようやく絞り出した返事は、自分でも情けないほど震えていた。
旧正月の夜は、まだ終わらない。
この温もりが、来年も、その先も続くように。
私はそっと、彼女の髪に顔を埋めた。
Nコード
N5373LU
作者名
キーワード
ガールズラブ 第2回ルフナ大賞 ネトコン14 アイリスIF8大賞 ほのぼの 女主人公 現代 日常 百合 GL キス 旧正月
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 02月17日 19時16分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
2,903文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2078LF| 作品情報| 連載(全93エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
 俺は池田丈、四十四歳。人生の落後者だと自嘲していたおっさんだ。 少女をかばって凶行に巻き込まれ、気づいたときには真っ白な部屋で、自称「神」の老人に迎えられていた。  どうやら俺は死んで、剣と魔法の世界に転生させられるら//
N5373LU| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
旧正月の喧騒を抜けた路地裏で、私はいつものように半歩遅れて彼女の背中を追っていた。 美咲の長い黒髪が街灯に揺れるたび、胸がざわつく。 人混みを避けて連れて行かれた小さな公園のベンチ。 冷たい風に震える彼女の指を握り返した//
N1011LU| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
銀髪赤目の少女・綾は、去年のバレンタインに想いを告げて振られた先輩・美咲への未練を抱えながら、今年も誰も渡せなかった「Love」の刻印入りチョコを握りしめ、音楽室で一人涙を流していた。 ところが突然現れた美咲は、一年前の//
N9433LO| 作品情報| 完結済(全24エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
高校1年生の紫微綾は、生きることに疲れ、雪の山で自らの命を終えようとしたその瞬間―― 美しい御小女郎姿の少女・白雪が現れ、優しく彼女を救う。 白雪は実は古の仏神・白雪吒枳尼真天の化身。 彼女は綾に「一緒に暮らそう」と提案//
N4136LS| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
まぶたの裏で燃えていた百の空。 綾は夢の中で、何度も違う世界で「彼女」と出会い、愛し、時には失ってきた。 優しく、幸せで、残酷に、真っ直ぐに――百通りの声で「綾」と呼ぶ彼女たち。 すべてが本物の可能性だった。 ある朝、夢//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ