ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

自分から私を捨てた皇子が何か言っていますが、貴方には悪役令嬢がお似合いです

あらすじ
「花街の泥にまみれた女が、我が公爵家の門を潜っていたとは……反吐が出る」

婚約者リヴァースに正体を暴かれ、社交界から追放された私、リリア。 手の甲に刻まれた傷跡を隠しもせず、私は衛兵に引きずり出される屈辱に耐えていた。
隣で勝ち誇ったように笑うのは、私を散々いびり倒してきた「真の令嬢」様。

けれど、リヴァース。貴方は気づいていなかったのね。 貴方の公爵家が裏で行っていた不正融資、その莫大な借金を密かに買い取っていたのが「花街の金貸し」……つまり、私だったということに。

数ヶ月後、リヴァースの公爵家は破産寸前。 かつて私を嘲笑った「高貴な令嬢」様も、今や売れ残った負債でしかない。

没落の淵で、泥にまみれて私の元へ命乞いに来たリヴァース。

「リリア、君が裏で手を引いていたのか……!? 頼む、融資を再開してくれ! 君が望むなら、あの令嬢との婚約は白紙に戻す! 君だけを愛すと誓うから!」

縋り付く彼の前に、私はかつての「おどおどした小娘」ではない、裏社会を統べる冷徹な笑みで立ちはだかる。

「……あら、勘違いしないで。私が欲しいのは貴方の愛でも、公爵夫人の座でもありませんわ」

私は震えるリヴァースの横で、絶望に顔を歪める「元・悪役令嬢」を指差して、最高に優雅に言い放った。

「貴方が大好きだった、その『気高い令嬢』というお人形……。もう今の私には使い道がありませんから、破産した貴方の人生と一緒に、熨斗(のし)をつけて差し上げますわ。――二人仲良く、奈落までお行きなさい?」
Nコード
N5366LP
作者名
夜明け前
キーワード
シリアス ほのぼの 女主人公 西洋 ハッピーエンド 悪役令嬢 ざまあ 婚約破棄 皇太子 都落ち
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 01月08日 19時00分
最新掲載日
2026年 01月08日 19時50分
感想
1件
レビュー
0件
ブックマーク登録
1件
総合評価
2pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
12,069文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N6812LI| 作品情報| 完結済(全27エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
雪深い山の奥。 エレンとミカサは、戦いを逃れたふたりきりで暮らしていた。 薪を割り、紅茶を淹れ、静かな時間を積み重ねる。 外界から隔絶された小屋の中で、二人はようやく“幸福”を手にしたように見えた。 けれど、奇妙なこと//
N5366LP| 作品情報| 連載(全6エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「花街の泥にまみれた女が、我が公爵家の門を潜っていたとは……反吐が出る」 婚約者リヴァースに正体を暴かれ、社交界から追放された私、リリア。 手の甲に刻まれた傷跡を隠しもせず、私は衛兵に引きずり出される屈辱に耐えていた。//
N1609LM| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 異世界〔恋愛〕
リアス・ブライアンは、名家の令嬢として婚約していたが、レオンハート皇子から一方的に婚約破棄を告げられる。会場でそれを嘲笑うのは、かつて皇子の愛人だと囁かれた、異母姉ヨル・ブライアン。彼女の言葉は、リアスが「妾の子」であ//
N1380LJ| 作品情報| 連載(全10エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「……あ、転生先、間違えたわこれ。」 気づいたのは、転生して二秒後。鏡に映るのは美形な癖に、家訓と貧乏が筋金入りの“微妙な立ち位置の貴族令嬢”。 しかも本編開始一週間後、婚約者である第二王子から突如告げられる。 「君//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ