- あらすじ
- 1944年のベルリン。
ユダヤ人のダヴィド・レヴィは、旧友カール・シュミット一家に匿われ、地下室で息を潜めて生きていた。
外では爆撃と迫り来る赤軍。
内ではパンさえ足りない日々。
地獄の最中。
それでも二人は、かつて大学で語り合った日々を支えに、わずかな笑顔を分け合っていた。
だが1945年、五十歳のカールにまで徴兵令が届き、友情の時は強制的に終わりを告げた。
「戦争が終わったら、また一緒にコーヒーを」
その約束だけを残して、カールは市街戦へ消えていった。
終戦後、ダヴィドはベルリン中を探し回る。
そして、ノイケルンの瓦礫の中から見つかったのは──友の冷たい遺体だった。
ダヴィドはシュミット家を守り、子どもたちを育てながら、失われた友情を胸に生きていく。
戦争は一人の英雄を奪い、二人の再会の約束を砕いた。
それでも、彼らの絆は語り継がれていく。 - Nコード
- N5202LJ
- 作者名
- イチジク浣腸
- キーワード
- 残酷な描写あり 秋の文芸展2025 シリアス ダーク 男主人公 西洋 近代 日常 ホームドラマ 時代小説 戦争 第二次世界大戦 友情 人間ドラマ ナチス ドイツ
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 11月17日 20時13分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 46pt
- 評価ポイント
- 44pt
- 感想受付
- 受け付ける
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 1,952文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失われた絆
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N7164LC|
作品情報|
連載(全69エピソード)
|
ローファンタジー〔ファンタジー〕
15歳の少年ヒカリは、路地裏で飢えと絶望の中にいた。
誰にも知られず、誰にも救われず。
死を受け入れたその夜、彼の前に“骨の神”アバラという怪物が現れる。
殺される寸前、謎の声が静かに問いかけた。
──「契約はいかがか//
N3684LS|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
「努力すれば誰でも成功できる」――そう信じて疑わなかった若手起業家・柴田隼人は、二十五歳にして年商五億の会社を経営し、メディアでも注目される存在だった。親のコネや金は関係ない、全て自分の努力の結果だと豪語する彼は、SNS//
N2543LS|
作品情報|
短編|
ヒューマンドラマ〔文芸〕
三十歳、会社員の佐藤健一は、すべてに疲れ果て、冬の夜の駅のホームに立っていた。
赤く点滅する「通過」の文字、迫りくる特急列車――彼はその一歩を踏み出そうとする。
しかし、立ち食いそばの匂いと、うるさいほどに鳴り続ける心臓//
N1347LS|
作品情報|
連載(全3エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
人と魔族、その禁忌の血から生まれた忌み子――
アーシェ・ヴァルトハイムは、王国にとって「希望」ではなく、ただの使い捨ての兵器だった。
感情を奪われ、愛を教えられず、
魔王を殺すためだけに育てられた少年。
十八歳の誕生日、//
N6785LQ|
作品情報|
連載(全2エピソード)
|
歴史〔文芸〕
――1943年。冬のベルリン。
目覚めると、俺は「人類史上最も嫌われた独裁者」アドルフ・ヒトラーになっていた。
スターリングラードでの大敗。迫りくるソ連軍の報復。連合軍による無差別空爆。そして、執務室に置かれた『//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。