- あらすじ
- 辺境の村で鍛冶見習いをしているリオは、最近村に吹く“熱い風”を不気味に感じていた。人々はそれを「竜の息」と呼び、近づく災いとして恐れている。ある夜、見張り鐘が鳴り、山の奥が灰色に光る。森の手前へ向かったリオは、倒れていた少女セラを見つける。彼女は「竜の息吹が来た」と言い、直後に熱い風が村を包み込む。しかし炎は出ず、焼ける痛みもない。ただ胸の奥に、消えない温度だけが残った。
翌日、王都の監察官が現れ、セラを「保護」の名目で連れ去ろうとする。村を守るためにも従うべきだと言われる中、リオは目の前の誰かを見捨てられず、セラと共に村を出る決意をする。師匠ガイルは不器用に旅支度を渡し、「戻る場所は残しておく」と背中を支える。
夜の森を進んだ先で、崖の上に竜の影が現れる。竜は言葉を持たず、ただ温かな息を吐いた。怖いのに、泣きそうになる。リオはその温度に導かれ、旅の一歩を踏み出す。竜の息吹は燃やすためではなく、“歩かせる”ためにあった。 - Nコード
- N5172LR
- 作者名
- 星渡リン
- キーワード
- 竜 旅立ち 師弟 決意 出会い
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 01月24日 07時00分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 26pt
- 評価ポイント
- 26pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 5,459文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜の息吹と、旅の始まり
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N4758LO|
作品情報|
連載(全61エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
魔王を退けた元勇者は、星の神に「人類が悔い改めたか、結果で示せ」と命じられ、観測対象の少女ルミシアを託される。
彼は剣を抜かず、称賛から距離を取り、名で呼ばれる日常を積み上げて“父”になっていく。
だが期限が迫るとき、天//
N5172LR|
作品情報|
短編|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
辺境の村で鍛冶見習いをしているリオは、最近村に吹く“熱い風”を不気味に感じていた。人々はそれを「竜の息」と呼び、近づく災いとして恐れている。ある夜、見張り鐘が鳴り、山の奥が灰色に光る。森の手前へ向かったリオは、倒れていた//
N4381LO|
作品情報|
連載(全46エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
空に「世界仕様アップデート」が流れた瞬間、魔法はMP制を捨てて“権限制”へ——。旧式詠唱は拒否され、回復にはクールタイム、魔導水路や魔法灯など生活インフラまで停止し、港町は大混乱に陥る。
落ちこぼれ魔術師見習いミナト・ア//
N4014LR|
作品情報|
短編|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
王都の地図局で働く測量士見習いのレイは、境界の森の奥に“不自然な空白”を見つける。先輩から「触るな」と止められても、空白の向こうにあるはずの何かを確かめたくなり、ひとり森へ踏み込んだ。何度も同じ場所に戻ってしまう迷い道の//
N2964LR|
作品情報|
短編|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
魔王討伐を目前に控えた夜、回復役のリーネは焚き火の前で小さく仲間の名を呼び、祈りを繋いでいた。戦える力がない自分に怯えながらも、倒れる仲間を前にした瞬間だけは誰より早く走る。だが魔王の城では回復が鈍り、呪いは祈りそのもの//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。